顔のたるみに気づくのは、ショックなものですね。
たるみの原因のひとつとして、栄養素の不足が考えられます。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、若々しい肌のために十分に摂りたい、おすすめの食材とその食べ方についてご紹介します。
■肌の若返りのために不可欠な栄養素とは?
肌の若さを保つためには、老化を早めてしまう活性酸素を抑えてくれる栄養素を摂ることが大事だとわかっています。
抗酸化作用を持つ食材をしっかり摂って、肌へのダメージをからだの中から予防していきましょう。
■美味しく、賢く若返る!おすすめ食材3選
(1)きくらげ
中華料理などでよく使われるきくらげには、皮膚の新陳代謝を助けて、健やかで元気な肌づくりに役立つビタミンB2が豊富に含まれています。
乾物のものは保存もきくので、常備しておくといいでしょう。
おすすめレシピ「きくらげのミルクスープ」
良質なたんぱく質が摂れる、ミルクをたっぷり使ったスープです。ダイエットにも向きます。
材料(作りやすい分量)
乾燥きくらげ 30g
まいたけ 30g
たまねぎ 1個
牛乳 300ml
きくらげの戻し汁 100ml
コンソメキューブ 1個
オリーブオイル 小さじ1
塩、こしょう 適宜
刻みパセリ 少々
作り方
(1)乾燥きくらげは15分ほど水で戻しておきます。その後戻し汁を100ml分取っておき、きくらげは千切りにしておきます。
(2)玉ねぎは薄切りにしておきます。
(3)まいたけはひと口大に切っておきます。
(4)鍋でオリーブオイルを熱し、(2)を炒めます。(2)が透明になってきたら、(3)ときくらげの戻し汁ときくらげを加えて10分ほど煮込んでいきます。
(5)牛乳とコンソメキューブを加えてさらに煮込み、塩、こしょうで味を調え、刻みパセリを振れば完成です。
(2)黒豆
黒豆に含まれているビタミンEやアントシアニンには強い抗酸化作用があり、しわやたるみを予防する働きが期待できます。積極的に食卓にのせていきましょう。
おすすめレシピ「黒豆とベーコンの煮物」
甘くない黒豆料理。作り置きにもおすすめです。食物繊維もしっかり摂れます。
材料(作りやすい分量)
黒豆 100g
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
ベーコン 2枚
オリーブオイル 小さじ2
赤ワイン 大さじ1
水 1カップ
塩、こしょう 適宜
作り方
(1)黒豆は水で洗い、水気を切らずに耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分ほど加熱します。
(2)玉ねぎとにんにくはみじん切りに、ベーコンは細切りにしておきます。
(3)鍋にオリーブオイルをひいて熱し、(2)を炒めます。
(4)(3)に(1)と赤ワインと水を加えて、蓋をして煮込んでいきます。途中、焦げ付きそうになったら水を加えてさらに煮込みます。
(5)黒豆がやわらかくなったら塩、こしょうで味を調えて完成です。
(3)トマト
トマトに含まれているリコピンには、しわやたるみの原因になる活性酸素を除去してくれる働きがあり、肌のハリやうるおいを保つ働きが期待できます。
おすすめレシピ「トマトと鮭のホイル焼き」
トマトに皮膚の老化を防ぐアスタキサンチンを含む鮭を組み合わせた、肌を若く保つパワー抜群の手軽なレシピです。
材料(1人分)
トマト 1/2個
塩鮭 1切れ
玉ねぎ 1/8個
料理酒 小さじ1/2
オリーブオイル 適量
作り方
(1)玉ねぎはスライスし、トマトは2cm程度の厚さの半月切りにしておきます。
(2)アルミホイルを30cm程度の長さに切ったものを用意し、それぞれ中央部分にオリーブオイルを塗り、(1)を横長に並べます。その上に塩鮭を置いて料理酒を振り、ホイルの手前と奥の辺を合わせて2回ほど折り曲げ、両端をひねって包みます。
(3)魚焼きグリルに(2)を乗せ、鮭に火が通るまで12分ほどを目安に焼いて完成です。
たるみのない若々しい肌のためには、スキンケアも欠かせませんが、やはり肌の原材料である食べ物の摂り方がとても重要になります。不足することなく各種の栄養素を補給して、ハリのあるイキイキとした肌をキープしていきましょう!
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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・40代・50代が「豚汁」に入れるべき若返り食材3つ
【参考】
※キクラゲ – わかさ生活
※ビタミンB2 – わかさ生活
※黒豆 – わかさ生活
※リコピン – わかさ生活
※アスタキサンチン – わかさ生活