つやプラ

つやっときらめく美をプラス

シワが深くなってきたら絶対にすべきケア7つ

エステティシャン/アロマ師
生出和恵

プロフィール画像(生出和恵さん)

シワは加齢や環境の影響で、肌の老化のサインとして現れるものです。

しかし、適切なケアをすることで、シワの深さは軽減できます。

シワが深くなってきたら絶対にすべきケア7つ

エステティシャン歴20年の筆者が、日常で改善できる、シワが深くなってきた際に行うべきケアを7つご紹介します。

■なぜ加齢とともにシワが深くなるのか?

加齢とともにシワが深くなるのは、肌の弾力成分であるコラーゲンエラスチンが減少するためです。

コラーゲンやエラスチンは、肌の真皮層に存在し、肌にハリや弾力を与えます。

しかし、年齢とともにこれらの成分の生成が低下し、紫外線や乾燥などの外的要因によって破壊されることで、肌がたるみやすくなることに。

肌がたるんで皮膚が寄ることで、シワが形成されるのです。

また、表情筋の衰え表情の癖もシワの原因になります。

表情筋は顔の筋肉で、表情を作るときに収縮します。

しかし、表情筋も加齢によって弱くなり、収縮したまま戻らなくなることも少なくありません。その結果、目尻や眉間などにシワが刻まれることになります。

■シワが深くなってきたら絶対にすべきケア7つ

ここから紹介するケアを実践して、肌の弾力とハリを取り戻しましょう!

(1)保湿を徹底する

肌の水分量が減ると、シワが目立ちやすくなります。保湿はシワ対策の基本です。

化粧水乳液、クリームなどを使って、肌にしっかりと水分と油分を補給しましょう。

特には、肌の修復が活発になるので、保湿力の高いクリームを塗って寝ると効果的です。

(2)マッサージ

顔の筋肉が衰えることは、シワができやすくなる要因の1つです。マッサージは、顔の筋肉をほぐして血行を促進することで、シワを予防・改善する効果があります。

洗顔後や保湿後に、中指と薬指で顔全体を優しくマッサージしましょう。目元口元など、シワが気になる部分は特に丁寧に行います。

(3)紫外線対策を徹底する

紫外線は肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワの原因となります。

日焼け止めは、紫外線から肌を守ることで、シワを防ぐ効果があります。

日差しが強い日だけでなく、曇りの日室内でも紫外線は肌に届きます。毎日、日焼け止めを塗って紫外線対策をしましょう。

(4)バランスの取れた食事を心がける

栄養バランスの取れた食事は、肌の健康に直接影響を与えます。ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜果物、良質なタンパク質を摂取することで、肌の弾力やツヤを保てるでしょう。

シワを予防・改善するためには、以下のような食品を積極的に摂ることがおすすめです。

ビタミンC

コラーゲンの生成に必要な栄養素です。レモンやオレンジ、キウイなどの柑橘類や、トマトやパプリカなどの野菜に多く含まれます。

ビタミンE

紫外線から肌を守る抗酸化作用があります。ナッツや種子類、植物油などに多く含まれます。

コラーゲン

肌のハリと弾力を保つたんぱく質。動物性の食品に多く含まれますが、特に豚足や鶏皮、魚の皮などに豊富です。

亜鉛

コラーゲンの生成に必要なミネラルです。牡蠣やレバー、赤身肉などに多く含まれます。

(5)質のよい睡眠

睡眠中は肌の修復が行われます。睡眠不足は肌の老化を早める原因にもなります。

シワを予防・改善するためには、毎日7〜8時間の睡眠をとることが大切です。

寝る前には、カフェインやアルコールなどの刺激物を避けて、リラックスできる環境を整えましょう。

(6)適度な運動を取り入れる

適度な運動は血流を改善し、肌の新陳代謝を促進します。

ウォーキング、ヨガ、ストレッチなどの軽い運動を定期的に行うことで、肌の状態を良くし、シワの改善に役立つでしょう。

(7)美容液をいつものスキンケアにプラスする

美容液は、保湿や日焼け止めだけでは足りない肌の悩みに対応するための特別なケアです。

シワに効果的な美容液は、以下のような成分を含んでいるものを選びましょう。

レチノール

ビタミンAの一種で、肌の新陳代謝を促進し、シワやたるみを改善する効果があります。しかし、刺激が強いので、使用量や頻度に注意しましょう。

ヒアルロン酸

肌に水分を保持する力が高い成分で、シワや乾燥を防ぐ効果があります。保湿クリームと併用するとより効果的です。

ペプチド

肌のコラーゲンやエラスチンの生成を促す成分で、シワやたるみを改善する効果があります。肌のハリと弾力を高めます。

紹介したケアを組み合わせて行うことで、シワの深さを軽減し、健やかな肌をキープすることができます。定期的なケアと健康的な生活習慣の積み重ねが、美しい肌を維持する秘訣です。ぜひ習慣化して、若々しい肌を保ちましょう。

(エステティシャン・アロマ師 生出 和恵)

【関連記事】
肌がどんどん老ける!すぐやめるべきNG習慣5つ
洗うだけで乾燥知らずに!最新ボディソープ3選
乾燥肌にうるおいを!秋に飲むべきホットドリンク
40・50代の乾燥に◎今年使うべきボディクリーム

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

Related Article関連記事

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

ビューティーの最新記事はこちら