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座ったまま5分でツラ〜い肩コリを解消するストレッチ

エクササイズディレクター
森和世

皆さんは、肩こりや首の疲れをどのように解消されていますか? 温める、揉むなど色々あるかと思いますが、筆者のオススメの方法をご紹介します。それは、コリの溜まりやすい筋肉を意識しながらゆっくりと動かし、硬くなった筋肉が緩むイメージでストレッチするというもの。マッサージャーもいいですが、根本解決につながるのは関節を動かし硬くなった筋肉をほぐすこと。人目を気にせず出来るストレッチなので、「凝ってきたな」と思ったら即実践。筋肉の動きを意識しながら、じっくりほぐしてみて下さい。

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■いつでもどこでも!肩がラク~になるストレッチ

このストレッチは、とてもシンプルな動きながらコリが溜りやすい筋肉をピンポイントでほぐすことができるので、辛い肩こりも簡単に解消できます。

ポイント1:胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)

顎の付け根から鎖骨に繋がる胸鎖乳突筋は、顔を正面から真横に向けた時に出る筋肉です。ここが凝ることで首、肩コリになるので、しっかり伸ばしてほぐしたい部位です。

 

ポイント2:僧帽筋(そうぼうきん)

肩甲骨の動きに大きな影響を与える僧帽筋は、頭蓋骨の付け根から肩甲骨周辺に位置します。この僧帽筋が凝ると、首、肩コリ、背中の痛みになるので、肩甲骨を大きく動かすイメージで動作してみて下さい。

 

ポイント3:大胸筋

デコルテから胸の大きな筋肉ですが、普段の姿勢から内側に閉じやすいために、コリを生じます。大胸筋が凝ると背中の僧帽筋の動きも悪くなるので、肩こりに解消にほぐしておきたい部位です。

 

実践回数&期間

肩が凝ってきたな、と思ったら即実践。毎日の習慣にしてみて下さい。

 

やり方

1. 床や椅子に座ります。目線を斜め下に下げ、首の後ろを伸ばします。腕の力を抜き、顎と鎖骨をゆっくりと遠く離すイメージで肩を下げます。そのまま10呼吸ほど繰り返します。この時、普段上がりがちな肩や、硬くなりやすい肩周りを呼吸で伸ばすイメージも持ちましょう。

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2.そのまま大きく息を吸いながら、左の肩を耳に近づけます。

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3.そのまま大きく息を吐きながら、左肩を後ろに押し出し左胸を開きながら、肩を下ろします。2-3の動作を5回を目安に繰り返し、反対側も同様に動作しましょう。

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いかがですか? 普段の姿勢は、PC作業や食事の支度、車の運転など、何かと前かがみになることが多く、地味にコリが溜まっています。もうガチガチでどうしようもない! となる前に、こまめにストレッチで辛いコリから解放されてみてはいかがでしょうか。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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