2016年08月10日
ダイエットに◎!シュガーフリーな酵素ドリンクレシピ
最近ではドラッグストアなどでも手軽に買えるようなったほど、今や定番になりつつある酵素ドリンク。ダイエットや健康維持に効果があると言われていますが、そもそも酵素がなぜ、そしてどう身体に良いのかご存知ですか? 今回は酵素の魅力と簡単に作れる酵素ドリンクをご紹介します。
■そもそも酵素って何?
酵素には大きく分けて、人間がもともと体内に持つ「消化酵素」、「代謝酵素」に加えて、食材そのものが持つ「食物酵素」の3種類があります。消化酵素は身体に入ってきた食べ物や油(脂質)が分解・消化吸収する働きをし、代謝酵素は血液を巡らせたり老廃物の排出、ウィルスの撃退、肌や身体の新陳代謝を活性化させるなど様々な役割を持つと言われています。
日本人は代謝酵素の働きが弱い!?
そんな酵素ですが、身体の酵素の力を100%とすると、消化酵素が70%の割合で働いている時は代謝酵素は30%というように、どちらかが多く稼働している場合は、どちらかの働きが弱くなる特性を持っているんです。夜20時以降の食事や脂っこい食べ物、おやつのちょこちょこ食べなどは消化酵素が常に働いている状態になります。そのため現代人には代謝酵素の働きが弱い人が多いといわれています。思い当たる方も多いのでは?
食物酵素の摂取がおすすめ
そこで「食物酵素」の登場です! これを摂ることで食べたものの消化を助けてくれるので、消化酵素の働きを節約することができるんです。その分、代謝酵素にパワーを回すことができるので代謝が上がって痩せやすくなったり、肌の調子がよくなったり、風邪をひきにくくなったりすることが期待できます。
■酵素ドリンクは飲んだら太る!?意外な落とし穴
酵素ドリンクを手作りしたことはありますか? 果物や梅を砂糖に漬けこみ、発酵させて作るのですが、大体果物:砂糖=1:1で作ります。つまり1kgのフルーツや梅で作る場合は、1kgの砂糖を使うということ! もちろん酵素ドリンクの中には食物酵素が入っているので身体にはよいですが、砂糖1kgあたりのカロリーは約3500~4000kcal。たくさん飲めば当然太ってしまいます。
■シュガーフリーでも作れる!簡単酵素ドリンク
実は酵素ドリンクは、砂糖を使わなくても簡単に作れます! 今回はそのレシピをご紹介します。
<材料>
1.煮沸またはアルコール消毒したガラス容器(ジャムなどの空き瓶でもOK)
2.好みのフルーツ(りんご、桃、イチゴ、ブドウ、柑橘類、レーズンなどがおすすめ)
3.水(適量)
<作り方>
混ぜて待つだけなのでとっても簡単! 糖分が多いフルーツの方が酵素が発生しやすく、砂糖を使わなくてもほのかな甘みがでて美味しいですよ。そのまま飲んでも良いし、飲みづらかったら炭酸で1:1程度で割っても◎です。写真はレモン+ドライレーズンで筆者が作ったもの。ドライレーズンを使う場合は、オイルコーティングされていない(原材料に油が入っていない)ものを使った方がうまくできます。
1.用意した容器の半分くらいの量のフルーツを、適当にカットして容器に入れる
2.容器ぎりぎりまで水を入れ、冷蔵庫で1週間蓋を開けずに保存する
3.1週間経ったら冷蔵庫から出し、まだ蓋は開けずに常温で2日ほど置く
4.2日経ったらビンの蓋を開け、開けるときにプシュッと炭酸のような音がしたり、中身がシュワシュワと気泡が浮き上がってくるようであれば完成! 飲みきるまでは冷蔵庫で保管してください。
いかがでしたか? 身体の疲れや代謝が下がっているなと感じる人に、酵素ドリンクはとってもおすすめです! ぜひ色々な果物を使って作ってみてください。
(ホリスティックセルフケア・インストラクター 尾野真美子)
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【参考】
※人に関わる3つの酵素 – 酵素オンライン