ポッコリお腹に気づいてはいるけれど、忙しさのあまり何もしていないという人は多いでしょう。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、誰でも簡単に実践できる「ポッコリお腹を引き締める呼吸法」をご紹介します。
■激凹む!ポッコリお腹を引き締める呼吸法
呼吸法と聞くと、お腹を大きく動かす“腹式呼吸”を想像するかもしれませんが、今回は「胸式呼吸」をご紹介します。
やり方はシンプルです。今回はわかりやすいようにあばらにタオルを添えて、吐く息と共にあばらをやさしく締めるだけ。
お腹を腰に引き寄せて呼吸を繰り返せば、自然と胸式呼吸になります。
あばらをやさしく締めて引き上げる意識が重要
ポッコリお腹の主な原因として、猫背姿勢などが挙げられます。悪い姿勢によりあばらが下がり、内臓が押されると、お腹が前に出てしまうのです。
このスペースを戻すためには、あばらをやさしく締めて引き上げる意識が大切です。
タオルであばらを締める感覚を覚え自然とお腹の筋肉が使えるようになると、姿勢がよくなり、お腹は激的に凹みます。
お腹が凹んだら、その状態を維持するようにしてください。必ず、美しい姿勢と共にすっきりとしたお腹になります。
ぜひ、毎日の習慣にしてみてください。
期待できる効果
・姿勢がよくなる
・ポッコリお腹解消
・体幹力がつき基礎代謝が上ると、太りにくい身体に近づく
・深い呼吸と共に新陳代謝がよくなり、若々しい身体を維持しやすくなる
実践回数&期間
時間がある時に実践すると、心身ともにリフレッシュします。
「ポッコリお腹を引き締める呼吸法」のやり方
(1)イスや床に、ラクな姿勢で座ります。腰骨→肩のラインが一直線になるように姿勢を整えます。
タオルをあばらに添えて、タオルの端を胸の前でつかみます。吸う息と共に、あばらを大きく開いてください(タオルの端がはなれる)。
(2)吐く息と共にあばらをやさしく締めます(タオルの端が交差する)。(1)と(2)の呼吸を繰り返します。この時、肩が上がらない、姿勢が変わらないように注意してください。
(3)タオルを外して両手をあばらに添え、ゆっくり呼吸を繰り返します。お腹を一枚薄くする意識を覚えましょう。
(4)両手を解いても同じ姿勢を保てるかチェックしましょう。
呼吸を繰り返しながら徐々にお腹を一枚薄くするように、普段、何気なくしている呼吸を活用してみてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)
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