秋冬は食事が美味しく、いつもより高カロリーなものを食べすぎてしまうこともありますよね。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、食べすぎた後にやるべきエクササイズをご紹介します。
■食べ過ぎ2時間後のエクササイズがカギ!?
食べ過ぎたらからといってすぐに運動するのは効率が悪いということをご存知でしたか?
胃にまだ食べたものが溜まっている状態で運動すると気分が悪くなる場合がありますし、非効率です。口にしたものが消化されるには1~2時間は必要ですので、食後2時間がベストタイミングです。
運動をするとストレス解消に
運動することで期待できる効果のひとつに「ストレス解消」も挙げられます。ストレスが溜まって、いつもより多く食べてしまうという人も多いですよね。
ストレスを感じていると、「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。これは、免疫力を低下させ筋肉を分解する場合があるといわれています。なので、間接的に脂肪を溜め込むことにつながってしまいます。
今回ご紹介する動作はいずれも体幹や下半身の筋肉を刺激するので、基礎代謝アップを狙える動きです。ぜひ、体温を上げてストレスを解消し、脂肪を溜めない身体作りに役立ててください。
期待できる効果
・全身の筋力や体幹力をつけることで基礎代謝を上げ、太りにくい身体の基礎を作る
・下半身引締め
・背中引締め効果大
・冷え、むくみ解消効果
実践回数&期間
食べ過ぎたと思った時に実践してみてください。
「食べすぎた後にやるべきエクササイズ」のやり方
(1)手首の真上に肩がくるようにし、膝が伸びて少し曲がる位置でプランクの状態になります。吐く息と共にお腹を腰に引寄せドローイング状態を保ち、体幹を安定させます。
(2)吸う息と共に膝を深く曲げて、肘を伸ばします。
(3)吐く息と共に右膝を右腕にタッチ。吸う息と共に右足を戻します。
(4)吐く息と共に左膝を左腕にタッチ。(3)と(4)の動作を5回づつを目安に繰り返します。
(5)さらに、吸う息と共に膝を深く曲げ、腕を伸ばします。
(6)「吐く息と共に両手外側床にジャンプ→吸う息で戻る」という動作を3回目安に繰り返します。
「かなり食べ過ぎてしまった!」という時は、実践回数を増やして調整してみてください。お腹の力を使って、足音をなるべくたてないように動くことがポイントです。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)
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