ダイエット中は、飲み物にも気を使う方が多いのではないでしょうか。

ダイエットに役立つ市販の飲み物を知っておけば、小腹が空いたときや外出先で購入するときに便利ですよ。

管理栄養士の筆者が、ダイエット中におすすめの市販の飲み物をご紹介します。

■ダイエット中に市販の飲み物を選ぶときのポイント

コンビニやスーパーには数多くの飲み物が並んでいますが、ダイエット中は何をポイントに選べば良いのでしょうか？　まずは、ジュースなどの砂糖が多く含まれるものはさけましょう。

砂糖が飲み物に含まれている場合は特に血糖値が上がりやすく、インスリンが過剰に分泌されてしまうと身体に脂肪が溜まりやすくなってしまいます。

また、ブラックコーヒーはOKですが、カフェラテなどの甘いコーヒーも要注意。

コーヒーに含まれる「カフェイン」には脂肪を燃やす効果が期待できますが、砂糖が大量に使われているとその効果が台無しになってしまう場合があります。

以上のことから、ダイエット中は「砂糖が使われていない」「カロリーや脂質量が少ない」「ダイエット効果が期待できる成分が含まれる」ということを意識して飲み物を選びましょう。

■ダイエット中におすすめの市販の飲み物3つ

(1)COCOMILK（プレーン・砂糖不使用）／エルビー

ココナッツ由来の植物性ミルクで、1本（200ミリリットル）あたり、「MCT（中鎖脂肪酸）」を1.6グラム含んでいます。

中鎖脂肪酸はエネルギーとして分解されやすく、脂肪として蓄積されにくい性質をもちます。

BMIが高い方や肥満気味の方が、一般的な油ではなく中鎖脂肪酸の摂取を続けたところ、体脂肪や内臓脂肪・体重が減少したという報告もあります。

「食物繊維」や「カリウム」「カルシウム」なども含まれているため、便秘気味の方や骨の健康が気になるつやプラ世代の方におすすめです。
（各200ml　メーカー希望小売価格　税込価格135円<編集部調べ>）

(2)(ザバス)MILK PROTEIN 脂肪0 ＋SOY ソイラテ風味／明治

1本（200ミリリットル）あたり、「タンパク質」が15.0グラムも含まれているうえ、72キロカロリーと低カロリーな飲み物です。

タンパク質は筋肉をつくる材料であるため、ダイエット中には欠かせない栄養素です。

タンパク質の代謝に関わる「ビタミンB6」や、カルシウムの吸収に必要な「ビタミンD」も含まれるため、効率良くタンパク質を補給＆代謝できるでしょう。

ソイラテ風味で飲みやすく腹持ちが良いため、朝食や間食にもぴったり。もちろん、運動後のタンパク質補給にも適していますよ。
（200ml　メーカー希望小売価格　税込価格164円）

(3)明治脂肪対策ヨーグルトドリンクタイプすっきりリセット／明治

こちらには、「MI-2乳酸菌」が含まれているのが特徴です。MI-2乳酸菌を12週間摂取することで、お腹の脂肪（腹部総脂肪）が低減したという報告があります。

こちらの「すっきりリセットタイプ」には、「食物繊維」が1本あたり3.1グラム配合されているので、腸活効果も期待できるでしょう。

砂糖不使用で、毎日飲み続けやすいのも嬉しいポイントです。
（112ml　メーカー希望小売価格　税込価格156円）

ダイエット中は、砂糖をはじめ、カロリーや脂質量が少なく、高い痩せ効果が期待できる栄養成分を含む飲み物を選びましょう。

今回ご紹介した飲み物には、カルシウムやタンパク質、乳酸菌など、日常の食生活のなかで不足しがちな栄養成分が含まれています。ダイエットだけでなく、美容や健康にも役立つでしょう。

ぜひ、スーパーやコンビニでチェックしてみてくださいね。

※各商品の情報は記事公開時のものです。

（フリーランス管理栄養士　今井　尚美）

 

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【参考】
※COCOMILK – エルビー

※（ザバス）MILK PROTEIN 脂肪0 ＋SOY ソイラテ風味 – 明治

※明治脂肪対策ヨーグルトドリンクタイプすっきりリセット – 明治