ダイエット中でも、料理が面倒になることがありますよね。そんな時に便利なのが、「冷凍食品」です。
管理栄養士の筆者が、ダイエットに役立つ「太りにくい冷凍食品」をご紹介します。
■冷凍食品でダイエットは可能!?
冷凍食品でダイエットはできるのでしょうか? その答えは、「選び方次第でダイエットは可能」です。
脂質や糖質ばかりが含まれる冷凍食品を選んでいたら太るのはあたりまえですが、冷凍食品だからといって太りやすいということはありません。
選び方のポイントは、通常のダイエットと同様に「野菜・タンパク質を意識する」「さまざまな食材が使われているもの(栄養バランスが良いもの)を選ぶ」ことです。
冷凍食品は、自宅で家族とシェアしたり、取り分けておいたりと、外食と違って食事量のコントロールがしやすいため、かしこく選ぶことでダイエットをサポートします。
■ダイエット中でも太りにくい!おすすめの冷凍食品3つ
(1)雑穀米と食べるサラダボウル セサミソース/トップバリュ
スナップえんどうや赤・黄ピーマン、ブロッコリーなどのさまざまな野菜が含まれており、1袋(300グラム)食べると6.3グラムもの「食物繊維」が摂取できます。
1袋405キロカロリーと低カロリーでありながら、「タンパク質」を14.1グラムも摂取できます。
満足感も得やすいため、ダイエット中にはおすすめの冷凍食品です。
ポイント
こちらの商品は雑穀米が含まれていることも嬉しいポイント。
ダイエット中は完全に糖質を制限する方が多いですが、糖質が不足すると、フラフラしたり、リバウンドするリスクが高まります。
そのため、ダイエット中でも適度な糖質を摂取する必要があります。雑穀米のように「食物繊維」が豊富な主食をチョイスするのがベスト。
ダイエット中の空腹感が苦手な方は、ぜひ試してみてください。
(300g 税込価格537円)
(2)今日は家飲み 根菜入り鶏つくね/ニチレイフーズ
副菜としておすすめな商品です。
1袋(120グラム)あたり「タンパク質」が15.1グラムも含まれているため、筋肉量を増やして基礎代謝量を上げたい方にぴったりです。
れんこん・大黒くわいが含まれており、「糖質」「タンパク質」「食物繊維」を摂取できるだけでなく、シャキシャキとした食感も楽しめます。
ポイント
血行促進効果が期待できる梅や生姜をプラスして食べるのもおすすめ。
おつまみにもぴったりですが、ダイエット中はサラダや味噌汁などを組み合わせて食べてくださいね。
(120g 税込価格393円(編集部調べ))
(3)野菜たっぷり中華丼の具/味の素冷凍食品
小松菜や白菜、たけのこ、しいたけなどの野菜が豊富に含まれており、1日の野菜摂取目標量の1/3を摂取できるのだそう。
また、あんかけは食べごたえがあるため満足感を得やすいという点も、ダイエット中には嬉しいですね。
ポイント
「食物繊維」が豊富な雑穀米や、糖質の代謝を助ける「ビタミンB1」が豊富な玄米を主食にしていただきましょう。
味変として、唐辛子をトッピングして食べるのもおすすめです。唐辛子に含まれる「カプサイシン」には脂肪燃焼効果が期待できるため、痩せ効果UPが狙えます。
(400g(200g×2個入り) 税込価格429円(編集部調べ))
「冷凍食品」は、自宅で簡単にバランスのとれた食事を用意できるのが最大のメリットです。
冷凍食品だからといって、特別太りやすいというわけではありません。ご紹介したような商品をかしこく使って、ダイエット中も無理なく食事管理をしてくださいね。
※各商品の情報は記事公開時のものです。
(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)
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【参考】
※雑穀米と食べるサラダボウル セサミソース – トップバリュ
※今日は家飲み 根菜入り鶏つくね – ニチレイフーズ
※野菜たっぷり中華丼の具 – 味の素冷凍食品
※くわい – JAグループ
※れんこん – わかさ生活