普段、美容や健康に気を使っていても、つい食べ過ぎてしまうことはありますよね。
そんな食べ過ぎをなかったことにできたらいいのに……と、思う人は多いでしょう。
管理栄養士の筆者が、食べ過ぎを帳消しにする市販の飲み物を3つご紹介します。
■食べ過ぎをなかったことにするには何が最適?
食べ過ぎたあとは、“罪悪感”をおぼえることが多いですよね。
その罪悪感を減らすためには、「血糖値上昇を緩やかにする」「身体に脂肪がつきにくい」などの効果をうたう飲み物を取り入れることがおすすめです。
食べたあとは血糖値が上がり、「インスリン」の働きによって元の正常な数値に戻ります。
ですが、糖を過剰に摂取すると、インスリンも過剰に分泌され、糖を身体に脂肪として蓄積させてしまいます。
食べ過ぎたときもインスリンが過剰に分泌されている可能性が高いため、血糖値の上昇を少しでも抑える飲み物を取り入れるとよいでしょう。
また、食べ過ぎたあとは食事や運動などで対策をしないと身体に脂肪がつきやすいため、体脂肪にアプローチする飲み物もおすすめです。
飲み方のワンポイント
食べ過ぎを帳消しにする飲み物であっても、冷たい状態で飲むと身体が冷えて代謝が下がりやすくなってしまいます。
そのため、常温、あるいは温かい状態で飲むようにしましょう。
市販のものでも、耐熱カップに入れてレンジで加熱をすれば、簡単に温めることができます。ぜひ、意識してみてください。
■食べ過ぎを帳消しにする市販の飲み物3つ
(1)京都福寿園 伊右衛門 おいしい糖質対策/サントリー
「脂肪の吸収を抑える」「糖質の吸収を抑える」という2つの効果をうたった機能性表示食品のお茶です。
食物繊維として「難消化性デキストリン」が5グラム含まれており、体内への脂肪の吸収が抑えられたり、消化酵素の働きを抑えることで糖質の吸収が抑えられたりするのだそう。
隠し味にジャスミン茶が使われているため、さわやかな飲み口をしています。
食後にぴったりの飲み口&働きをもつお茶ですので、ぜひ試してみてください。
(500ml 税込価格165円(編集部調べ))
(2)黒烏龍茶OTPP/サントリー
「身体に脂肪がつきにくい」という、特定保健用食品のお茶です。
烏龍茶に含まれる「ウーロン茶ポリフェノール」には、消化酵素の働きを阻害することで脂質の吸収を抑える働きがあります。
こちらの商品には、独自の製法によって「ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)」が多く含まれており、食べ過ぎたあとでも脂質の吸収を抑えることに役立ちます。
実際、食事と一緒にこちらの商品を1回1本(350ミリリットル)、1日2本飲んだところ、飲まなかった場合と比べて身体に脂肪がつきにくいという結果になったのだそう。
また、一般的な烏龍茶よりもキレのある味わいを楽しめます。食べ過ぎで体脂肪の増加が気になるという方は、ぜひ手にとってみてくださいね。
(350ml 税込価格176円(編集部調べ))
(3)からだすこやか茶W/日本コカ・コーラ
「脂肪の吸収を抑える」「糖の吸収をおだやかにする」といった効果をうたう、特定保健用食品のお茶です。
「難消化性デキストリン」が加えられていることで、脂肪・糖の吸収が抑えられるのだそう。
ブレンド茶ですっきりと飲めますし、350ミリリットルタイプのものは持ち運びにも便利。
脂肪や糖質が多い食事をしがちな外食後などは、こちらの商品を取り入れてみましょう。
(350ml 税込価格160円(編集部調べ))
食べ過ぎたあとは、後悔したりダイエットする気がなくなったりしやすいですよね。しかし、そんなときも今できる対策をコツコツとしていくことが大切です。
まずは、食べ過ぎたあとの身体をケアする飲み物を取り入れて、前向きな気持ちになることから始めましょう。
ご紹介した飲み物はスーパーやコンビニで入手可能ですので、ぜひチェックしてみてください。
※各商品の情報は記事公開時のものです。
(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)
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【参考】
※京都福寿園 伊右衛門 おいしい糖質対策 – サントリー
※黒烏龍茶OTPP – サントリー
※からだすこやか茶W – 日本コカ・コーラ