「何だか腸の調子が今ひとつ」というときに、おすすめしたい食材に「めかぶ」があります。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、めかぶの持つ腸活に役立つ働きと、おすすめの摂り方についてご紹介します。
■めかぶとわかめの違いって?
めかぶは、実はわかめと同じ食材です。
めかぶはわかめの根もとに位置する部分のことで、上部の葉の部分がいわゆるわかめと呼ばれているところ。形状や味わいが違うため、区別されています。
■めかぶは腸内の不要物を一掃してくれる食材
めかぶに含まれている食物繊維には、腸の働きを活発にすることで、腸内の不要物をきれいにお掃除してくれる働きがあります。
さらに善玉菌を増やす作用も持つので、腸内環境の改善にはとても役立つ食材です。
■「めかぶファースト」がおすすめ!
また、腸活をダイエットに活かしたい方には、めかぶを食事の最初に食べることもおすすめです。
食物繊維の多いめかぶを食事のはじめに食べることで、その後で摂る糖質の吸収を抑える働きがあるためです。
■腸がイキイキ!おすすめ「めかぶレシピ」3つ
(1)めかぶドレッシング
めかぶで食物繊維たっぷりのドレッシングを作りましょう。蒸した野菜や鶏肉、白身魚とも相性ピッタリです。
材料(作りやすい分量)
めかぶ 1パック(50g)
おろし生姜 大さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
ポン酢しょうゆ 大さじ1
塩、こしょう 適宜
作り方
材料をすべて混ぜ合わせれば完成です。
(2)めかぶと春キャベツの和え物
お腹がすっきりする和え物。あと一品欲しいときに便利です。
材料(作りやすい分量)
めかぶ 1パック(50g)
春キャベツ 100g
かつおぶし 3g
塩昆布 ひとつまみ
塩、こしょう 適宜
ごま油 小さじ1
作り方
(1)春キャベツはざく切りにしておきます。
(2)(1)にめかぶ、かつおぶし、塩昆布、塩、こしょう、ごま油を加えてよく和え、10分ほど置いて味をなじませれば完成です。
(3)めかぶとオートミールの雑炊風
食物繊維が豊富に摂れる一品。朝食に向きます。朝からからだを温めることで、腸にも活力が!
材料(1人分)
めかぶ 1パック(50g)
オートミール 30g
鶏がらスープの素 小さじ2
卵 1個
水 180ml
きざみねぎ 適宜
作り方
(1)卵はよく溶いておきます。
(2)耐熱カップにめかぶとオートミールと鶏がらスープの素、溶き卵、水を入れてよく混ぜ合わせ、ラップをふんわりとかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
(3)仕上げにきざみねぎを散らせば完成です。
スーパーでもコンビニでも、手軽に買えるめかぶは、まさに食べる腸活サプリメントです。腸の元気のために、どうぞ毎日の食卓に取り入れてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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・実はヘルシーじゃない?意外に太る食べ物5つ
【参考】
※メカブ – わかさ生活
※食物繊維 – わかさ生活
※がまんしない、つらくない! 「ベジファースト」で太りにくい身体づくり – 大正製薬
※めかぶとは?種類や産地、効能、おいしい食べ方まで解説します – 井上海産物店