新じゃがの季節がやって来ました。
通年いただけるじゃがいもと比べると、水分が多くて皮もやわらかい新じゃがは、今だけしか味わえないもの。そしてアンチエイジングにも役立つ食材です。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、通常のじゃがいもと新じゃがの違いや、アンチエイジングに効果的な“新じゃがレシピ”をご紹介します。
■新じゃがと通常のじゃがいもの違いとは?
新じゃがとは、通常のじゃがいもが完熟する前の、葉と茎がまだ青い段階で収穫されたものです。
通常のじゃがいもより皮が薄いので、皮付きのままで食べることが可能。みずみずしい食感を楽しめるのが魅力です。
■栄養面ではどう違うの?
じゃがいもには、もともとビタミンCが豊富に含まれていますが、新じゃがは通常のじゃがいもに比べて約4倍ものビタミンCが含まれるといわれています。
ビタミンCには、老化の原因になる活性酸素の発生を抑える抗酸化作用があるので、アンチエイジングには欠かせない栄養素です。積極的にいただきましょう。
■アンチエイジングに効果的な新じゃがの食べ方3つ
新じゃがの栄養素を十分に摂るためには、皮をむかずに調理するのがポイントです。
皮の付近には栄養素が多く含まれていますので、ぜひ皮ごと召し上がってください。
(1)シンプルじゃがバター
バターはアンチエイジングに役立つ食材。皮膚や粘膜の健康に役立つビタミンAと、強い抗酸化作用を持つビタミンEが含まれています。
材料(1人分)
新じゃが 1個
バター 10g
作り方
(1)新じゃがをよく洗い、水気がついたままラップで包んで電子レンジ(600W)で3分加熱。その後、ひっくり返してさらに2分加熱します。
(2)ラップを外し、新じゃがに包丁で十字に切れ目を入れ、バターを乗せれば完成です。
(2)新じゃがのアーモンドソテー
新じゃがを、アンチエイジング効果を持つビタミンEを含んだアーモンドと一緒に、香ばしく炒めた一品です。
材料(作りやすい分量)
新じゃが 2個
アーモンド 20g
塩 適宜
オリーブオイル 大さじ1
作り方
(1)新じゃがは皮付きのまま千切りにしておきます。
(2)アーモンドは粗く刻んでおきます。
(3)フライパンに、オリーブオイルを流して中火で温め、(1)を加えて炒めます。
(4)3分ほど炒めたところで(2)を振りかけ、さらに5分ほど炒めます。
(5)全体がカリッとしてきたら、塩を振って完成です。
(3)新じゃがと鮭のホイル蒸し
強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチンを含んだ鮭と一緒に、ホイルで包んで蒸した手軽なレシピです。
材料(2人分)
新じゃが 2個
甘塩鮭 2切れ
玉ねぎ 1/2個
料理酒 大さじ1
バター 10g
こしょう 適宜
作り方
(1)鮭は洗ってよく水気を拭き取っておきます。
(2)新じゃがは洗って皮付きのまま5mm程度の輪切りにしておきます。
(3)玉ねぎは5mmほどにスライスしておきます。
(4)アルミホイルを広げ、(3)、(2)、(1)、バターの順に乗せ、料理酒を回しかけてこしょうを振ったら、ホイルの上下を合わせて折り、左右も絞るようにして折ります。
(5)フライパンに1cmほど水を注いで(4)を乗せて蓋をしたら中火にかけ、煮立ったら弱火に変えて8分ほど蒸して完成です。
新じゃがが出回るのはおおよそ6月くらいまでだそう。みずみずしさを生かしたレシピで大いにビタミンCを摂って、イキイキした肌や美ボディを育ててくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※ビタミンC – わかさ生活
※バター – わかさ生活
※ビタミンE – わかさ生活
※アスタキサンチン – わかさ生活
※新じゃがいもは意外と繊細!保存には注意が必要 – ウェザーニュース