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シワやニキビの原因!?脱「乾燥」のため取り入れたい身近な食べ物3つ

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

お肌の乾燥が気になりだす季節になりましたね。乾燥は、お肌のバリア機能を低下させ様々な肌トラブルを引き起こす美肌の大敵です。外側からのケアに加えて、内側からのケアも大切。乾燥が気になる方にオススメの食べ物を3つご紹介します。

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■乾燥が引き起こす肌トラブル

夏の強い紫外線ダメージがまだ残るお肌は、乾燥しやすい状態。季節の変わり目で、身体にもストレスがかかることで発生する活性酸素は、お肌を支えるコラーゲンやエラスチンなどの生みの親「線維芽細胞」を壊してしまいます。コラーゲンやエラスチンがスムーズに生産されないと、お肌のターンオーバーが乱れ古い角質が残ることに。結果、お肌の保水力が弱まり乾燥しやすい状態になります。角質に充分な水分がないと、キメが乱れしわの原因となったり、お肌を守ろうと過剰に皮脂が分泌され大人ニキビの原因になったり、少しの刺激で湿疹が出たり…など、様々な肌トラブルを引き起こす可能性が。

 

■お肌を乾燥から守る!?3つの食べ物

(1)チーズ
一見、お肌とは関係のなさそうなカルシウムですが、お肌のバリア機能を高めてくれます。生理学研究所によれば、お肌に存在する温度センサーが体温を通じてカルシウムを細胞に取り込み、角質細胞同士の接着を強めてバリア機能を高めるそう。チーズに含まれるカルシウムは、チーズが作られる過程で発酵・熟成するため、イオン化されていて吸収が良いのが特徴。とくに長期熟成させて作られたハード系チーズは、水分が蒸発して栄養素が凝縮されているのでオススメ。

(2)紅サケ
紅サケに多く含まれる「アスタキサンチン」は、抗酸化作用の強いカロテノイドの一種です。富士フイルム株式会社の研究によれば、アスタキサンチンを摂ることで皮膚の水分量が上昇するとのこと。また、お肌の皮脂量の減少も抑えられることが判っているそうです。お肌の水分・脂分のバランスを整え守ってくれる、頼もしい存在です。

(3)マカダミアナッツ
マカダミアナッツに含まれる「パルミトオレイン酸」は皮脂にも含まれる成分で、私たちの身体にも20%ほど存在しています。しかし、年齢と共にその量は減少傾向に。パルミトオレイン酸は、血管に入りやすい性質を持っている脂肪酸。マカダミアナッツを食べることでパルミトオレイン酸がお肌に届けられ、皮脂分泌を促し、お肌を乾燥から守る効果が期待できます。

乾燥は、お肌を老けさせる怖い存在。内側からのケアも充実させて、お肌を乾燥から守りたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

 【関連記事】
乾燥してるのにナゼ!?「おでこのテカり」にアプローチする顔ヨガ

【参考】
骨粗しょう症コラム – いいほね.jp
素肌のみずみずしさを保つアスタキサンチン – 富士フイルム ヘルスケア未来研究所
皮膚のかさつきを防ぐ温度センサーの働きを解明 – 自然科学研究機構 生理学研究所
マカダミアナッツ − わかさの秘密

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