ジェーンバーキンのような笑いジワには憧れるけれど、眉間や顎、ほうれい線のような可愛くないシワはなるべく刻みたくないもの。長年かけて積み重ねてきた表情グセで、気づかない内に老け顔を作ってしまっているとするなら…今すぐ改善すべき! そこで今回は「笑顔の癖」を例に、気をつけたいポイント2つとその対策をご紹介します。
■良い笑顔とNGな笑顔って?
こちらはNGな笑顔の例と、正しい筋肉の使い方で微笑んだ顔の比較写真。モデルは筆者です。表情筋の使い方で随分と印象が変わりますね。どこがどう悪いのか? NGポイントを見ていきましょう。
■<NGポイント1>目を開ける時に眉を上げてしまう癖がおでこのシワを刻む!
目を大きく開こうとするとき、額と眉毛の力を使うと…シワができますよね! 本当に使いたいのは目の周りの筋肉、「眼輪筋」。眼輪筋が衰えるとおでこを使って目を開閉してしまうようになり、シワが増え、更に瞼が落ちて目力がなくなるという負のループに。
◇おでこのシワ対策に!顔ヨガ「おでこロック&目ワイパー」
1)目を閉じた状態で、眉毛が上がらないように、おでこを手でロック!
2)目を前に押し出すようにしっかりと見開きます。(このとき眉が上がらないように押さえて)
3)そのまま視線だけを12時の方向→2時→12時→10時の方向。
これを2往復ほど行ってください。目の奥、眼球がジワジワとストレッチされている感覚があると◎。目力アップにも繋がりますよ!
■<NGポイント2>下の歯まで見える笑い方は口の横のシワ&デカ顔を作る!
微笑むときに唇に力が入り、真横に引くように笑うと…皺が入り、エラも張ってデカ顔に! 本当に使いたいのは頬っぺたの筋肉です。頬の力で口角をこめかみにキュッと引き上げれば、シワを刻まずに顎もホッソリのまま。頬が高くなり、愛され顔になります!
◇口の横のシワ&デカ顔撃退!顔ヨガ「おだんごロック」
1)頬を持ち上げ、上の歯だけ見えるようにニッコリ笑う。このとき顎の力は抜いておくのがポイント!
2)親指と人差し指で輪っかを作り、頬を丸くおだんごにして持ち上げる。筋肉の位置を形状記憶させましょう!
これを2、3回行います。頬の筋肉を使った疲労感(大笑いしたときのような)があるといいですね。
塵も積もれば…の精神で、気をつけるのと気をつけないのとでは全く違ってきます。是非試してみてくださいね。
(千葉ゆか)