アリストテレスの名言に「私たちは、自分で作った習慣のようにしかならないのだ」というものがあります。どんな人になるかは、その人の習慣によって変わるということ。
電車の中で、口角を上げて背筋を伸ばし腹筋を引き締めて立つのと、への字口で背中を丸めてスマートフォンを覗きっぱなし。この2つの習慣の違いをイメージしてみてください。どちらが良い習慣かわかりますよね。
■習慣で未来のわたしの美人度が変わる
より具体的に実感できるように、冒頭の電車の中での習慣を例にして計算してみましょう。
日々の積み重ねで表情はつくられる!
毎日20分×週5日電車に乗ると仮定して、この2つの習慣で生まれる差はどんなものでしょうか。20×5=100。時間にすると1時間40分。電車の揺れという負荷がかかった状態で口角を上げて腹筋を締めると、顔ヨガの口角上げと腹筋を、1時間40分行ったことになり、週に1回ジムでワークアウトをするのと同じくらいの運動量になります。
逆にへの字口で猫背の状態でスマートフォンを見ているとすれば、1時間40分もおブス顔で姿勢の悪いままでいるということ。ほんの小さな日々の習慣ですが、積み重ねれば大きな違いになりますね。
今回は、サステイナブルなセルフケアを追求する筆者が作ったチャートと改善法で、あなたのおブス顔習慣に待ったをかけます。今すぐトライしてみてください。
■おブス顔習慣チェックと今すぐできる改善法
チェック1.愛想が良くない
口角を上げる筋肉が弱り、表情筋が全体的に衰える危険性があります。
改善法:気持ちが笑っていなくても、口角を上げることで頬の筋力がアップして、愛され顏に。いつも朗らかだと周りからの評価も上がるかもしれません。
チェック2.ついつい悪口や言い訳を言っている
眉間にシワが入っていませんか? 目の周りのシワ、ほうれい線、顎に梅干しのようなシワなどが入りがち。
改善法:顔の筋肉をとにかく大きく動かして表情癖をリセットします。努めてネガティブなことを言わないようにするのも、表情美人になる一つの手ですね。
チェック3.暇があればスマートフォンを見ている
目線を下にしていると眼輪筋が落ち、目力が弱まります。眼精疲労からクマなどのトラブルも。
改善法:目をしっかり開いて、眼球をストレッチしましょう。黒目を大きい円をかくように回します。(目を見開くとおでこにシワが入る方は、手のひらで押さえると良いですよ。)
チェック4.食いしばりがある
歯を無意識に噛み締めてしまう習慣があると、咀嚼筋が発達してデカ顔に。
改善法:咀嚼筋は毎日ほぐしましょう。エラの部分をグーでほぐします。
いかがででしたか? 表情癖は自覚してはじめて改善できます。思い当たるチェック項目があった方は、ご紹介した改善点をやってみてくださいね。おブス顔習慣から美人顔習慣に変えましょう。
(ヨガインストラクター/顔ヨガインストラクター 千葉 ゆか)
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