お肌の乾燥が気になる季節。きちんと対策をしているつもりでも、実は外側ケアばかりに気を取られていませんか? 特に気になるシミやしわに力を借りたい、優秀ビューティーフードを過去の記事からご紹介。
■シワやニキビの原因!?脱「乾燥」のため取り入れたい身近な食べ物3つ
(1)チーズ
チーズに含まれるカルシウムはイオン化されていて、吸収が良いのが特徴。生理学研究所によれば、お肌に存在する温度センサーが体温を通じてカルシウムを細胞に取り込み、角質細胞同士の接着を強めてバリア機能を高めるそうです。
(2)紅サケ
紅サケに多く含まれる「アスタキサンチン」は、抗酸化作用の強いカロテノイドの一種です。富士フイルム株式会社の研究によれば、アスタキサンチンを摂ることで皮膚の水分量が上昇するだけでなく、お肌の皮脂量の減少も抑えられることが判っているそうです。
(3)マカダミアナッツ
マカダミアナッツに含まれる「パルミトオレイン酸」は皮脂にも含まれる成分で、私たちの身体にも20%ほど存在しています。皮脂分泌を促し、乾燥から守ってくれるそうです。
■お酒関係なく飲むべき!?「ウコン」がシミ・シワ・乾燥の味方な理由
(1)シワの予防にも!?
資生堂グループの研究によれば、ウコンに含まれるポリフェノール「クルクミン」には、コラーゲンを分解してしまうゼラチナーゼの活性を抑える効果があるとのこと。さらに、活性酸素を除去する抗酸化作用、紫外線ストレスによる炎症を抑えるとも言われています。
(2)シミの予防にも!?
日本抗加齢学会の発表によれば、クルクミンには、紫外線ダメージによる色素沈着を抑える効果があるとのこと。また、肝機能を改善する効果で、シミ予防をサポートしてくれるそう。
(3)乾燥肌の予防にも!?
同学会の発表によれば、クルクミンを継続的に摂取することで、肌の水分量が平均15%増加したそうです。乾燥が気になる季節にも、ウコンは味方になってくれるかも!
■エイジング世代のお肌に◎な「アロエ」
・「アロエ」とはどんな植物?
4000年以上前から、民間療法にも用いられてきたアロエは、ユリ科の植物です。外側の緑色の部分には、強い緩下効果があり便秘薬としても古くから使われています。
・「植物ステロール」とは?
アロエに含まれる「植物ステロール」には、悪玉コレステロールを下げるなど、さまざまな働きが期待されています。肌に良いとされるアロエの植物ステロールは、アロエベラにたった5%しか含まれない希少な成分なのだそう。
・エイジング世代こそ「アロエ」をおすすめする理由
アロエステロール研究所によれば、アロエに含まれる植物ステロールは、コラーゲンやヒアルロン酸の生みの親「線維芽細胞」に働きかけ、生成を促すそう。内側から肌を修復するエイジング世代にピッタリなビューティーフードと言えそう!
おやつやおつまみ選びなど、心掛け次第で内側からのケアも期待できそうですね! ぜひ参考にしてみてください。
(つやプラ編集部)
【関連記事】
※明日からスグ使える!ココナッツオイルの魅力と活用法