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かゆみ・粉ふき対策に!「乾燥による敏感肌」をアロマで保湿&鎮静

美容研究家
遠藤幸子

プロフィール画像(遠藤さん)

30代、40代と年齢を重ねるにつれ、肌の保水力を保つ役割を果たしているセラミドの量が減少していくそう。そのため、乾燥しやすく、敏感肌に傾きがちに。そこで、敏感な年齢肌をアロマで優しく保湿する方法をご紹介します。

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1.かゆみを伴う乾燥対策

・アルガンオイルでかゆみを抑える

アルガンオイルは、敏感肌、乾燥肌などすべての人が使用することができると言われています。皮膚を柔軟にして乾燥から肌を守る働きが期待できるため、乾燥によるかゆみにも良いと言われています。単品で使用するのがおすすめですが、香りが欲しいという人は、アルガンオイル10mlにつきローズウッドとラベンダーを1滴ずつ入れてもOK。アルガンオイルは乾燥に働きかけるほか、若返りビタミンと言われるビタミンEを豊富に含み、アンチエイジングも期待できます。

・手づくりローション

手作りローションで、穏やかに保湿するのも一手です。

<用意するもの>
・ラベンダー 2滴
・ペパーミント 1滴
・カモミール 1滴
・無水エタノール 5ml
・アロエ水またはローズ水 100ml
・グリセリン 5ml

<作り方>
1.無水エタノールに精油を加えて希釈する。
2.グリセリン、アロエ水またはローズ水を1に加え、よく振る。

 

2.粉をふくほどの乾燥状態の場合

・手作りマスクで集中保湿

粉をふくほどの重度の乾燥肌にはスペシャルケアが効果的。アロマベースの手作りマスクなら穏やかに保湿してくれるため、おすすめです。手作りマスクのレシピを1つご紹介します。

<用意するもの>
・モンモリオナイト(クレイ) 大さじ2
・ゼラニウム 2滴
・アボカドオイル 小さじ1
・はちみつ 小さじ2分の1
・ローズ水または精製水 大さじ1

<作り方>
1.モンモリオナイトにローズ水または精製水を加え、ペースト状になるまで練り合わせる。
2.1にキャリアオイルを入れ、練り合わせる。
3.2に精油を加えてよく練り合わせる。

この他にも、普段からセラミドなど保湿成分配合のコスメを使用することも有効。また肌の状態によっては医師への相談も視野に入れましょう。常に肌の状態をしっかりチェックして適切なケアを行い、敏感に傾きがちになる年齢肌を、さらなる乾燥で加速させないよう予防しましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)

【関連記事】
「喉のイガイガ」は乾燥肌の原因に!?対策ドリンクレシピ3つ

【参考】
※和田文緒著『いちばん詳しくて、わかりやすい!アロマテラピーの教科書』(新星出版社)
※佐々木薫監修『はじめてのアロマテラピー』(池田書店)

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