「PC作業やスマートフォンで目が疲れる」「肩がこる」「座りっぱなしで腰がつらい」などのトラブルに悩まされていませんか?
こりや疲れは日々蓄積されていくものなので、たまに行くマッサージではとりきれない場合があります。そのため、日々のセルフケアで状態を底上げしておきましょう。
顔にある反射区を指押しすることでスッキリできる方法をご紹介します。
■顔には身体の反射区がある
足ツボや耳ツボのように、顔にも体躯の反射区があります。顔の右半分は右半身、左半分は左半身を反射すると考えられます。
眉頭→肩、鼻の脇→腰、股関節の反射区になります。
■反射区を押してリフレッシュできる顔ツボ
(1)目と肩を軽く導くツボ押しの方法
肩や腕の反射区である「眉のツボ」は目の疲れにも効果的ですので、目と肩を同時にスッキリさせましょう。
(1)机に肘をつき、片方の眉に指先を当てます。当てるところは4箇所です。「眉の付け根、真ん中、外側の端、こめかみよりもやや目尻よりのくぼみ」に当てましょう。
(2)指先を当てたまま、気持ちいい程度に頭の重みをかけます。
(3)指の位置は動かさず、1cmほどの円をくるくると描きましょう。ゆっくり呼吸をしながら、10秒ほどマッサージをします。片側が終わったらもう片側も10秒ほど行いましょう。
(2)腰の不快感を和らげるツボ押し方法
(1)机に肘をつき、両手の薬指を小鼻のワキに当てます。
(2)薬指を当てたまま、気持ちいい程度に頭の重みをかけます。指の位置は動かさず、1cmほどの円をくるくると描きましょう。ゆっくり呼吸をしながら、10秒ほどマッサージします。
「ちょっと疲れたな」と思ったら、いつでも行いましょう。1日に行う回数は、何度でも大丈夫です。
左右で、響き方が違うかもしれません。痛みを感じる側がこっていると考えられますので、念入りに行いましょう。あまり痛すぎるとリラックスできませんので、圧は調節してくださいね。
(ヨガインストラクター 千葉ゆか
高津文美子式フェイシャルヨガインストラクター、顔つぼセラピスト。二児の母。お子様連れOKなヨガ×顔ヨガクラス「nicomum-yoga&facial yoga」主宰。)
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