シワは、知らぬ間にひっそりと増えていることがありますよね。乾燥によって発生する「ちりめんジワ」なら保湿で対処できますが、加齢や紫外線の影響による「真皮性のシワ」ができるとケアがむずかしいです。
コスメコンシェルジュの筆者が、早めのお手入れのために覚えておきたい、気がつきにくいシワをチェックする方法を5つご紹介します。
(1)写真を撮ってみる
一般的に、鏡で見る時の顔は他の人に向ける顔と違います。表情のつくり方が変わるとシワのあらわれ方も異なるため、鏡で見ている以上にシワが目立っているかもしれません。
そこで活躍するのが「写真」です。誰かに、笑顔や普段の何気ない様子などの写真を数パターン撮ってもらうと、表情ごとのシワを確認することができるでしょう。
(2)拡大鏡で定期的にチェック
シワはあまり気にならないという方も、拡大鏡で定期的に自分の顔を見ることをおすすめします。拡大鏡を使うと、普段は気づかないような小ジワも見えるので、シワが深くなる前にあらかじめチェックしておくことができます。
シワだけでなくシミや毛穴もしっかり見えるので、総合的なエイジングケアへの意識も高まるでしょう。
(3)ファンデーションのヨレ具合を確認する
メイク直後はきれいでも、しばらくするとベースメイクがヨレたり崩れたりすることがあります。
時間がたつと、いつも目元のファンデーションが崩れてしまう方は、ベースメイクがシワに入り込んでいるかもしれません。ファンデーションのヨレ具合を確認するようにしましょう。
(4)お風呂上がりに気になるシワをチェック
気になるシワができた時は、お風呂上がりに鏡でチェックしてみてください。
お風呂上がりは肌がうるおい、水分をたっぷりと含んでいる状態です。お風呂上がりにシワが気にならなくなっている場合は、乾燥によって発生した「ちりめんジワ」でしょう。
反対に、お風呂上がりもシワがくっきりと見える場合は、「真皮性のシワ」だと考えられます。
(5)鏡を下に置いてじっくりと見る
シワを見つけたら、鏡を下に置いて上から覗き込むようにして顔を観察してみてください。鏡を正面にして見た時よりも、シワが深く刻まれてはいませんか?
ショックではありますがケアに対するモチベーションも高まりやすいので、定期的に下からの顔をチェックしておくのも効果的だといえるでしょう。
シワは思わぬところにいつの間にか発生するため、1つの方法でなく複数の方法で定期的に確認することが大切です。シワの存在に気づくことができたり、ケアに対する意識が高まったりと、さまざまな効果が得られるでしょう。
(コスメコンシェルジュ 古賀令奈
フリーライター/エディター/コスメコンシェルジュ。美容・ヘルスケアを中心として「わかりやすく試しやすい」をコンセプトに執筆。日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュを取得し、美容法の提案活動も展開。)
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