人の気持ちは、顔に表れるものです。表情筋は種類が多く、そのひとつひとつが細かいため、複雑な表情をつくることができます。
考えていることや心の様子がそのまま表情筋を操っているので、起きている間は常にお顔を働かせているといっても良いですね。そのおかげで、私たちは会話をしなくても気持ちが通じたり、空気を読むことができます。
今回は、顔ヨガインストラクターの筆者が、顔の疲労をリセットする顔ヨガをお伝えいたします。
■顔の疲労をリセットする顔ヨガ
どんなに高級なクリームを使っても、表情グセによるシワを回避することはできません。刻まれた表情グセを、日々マッサージや顔ヨガでリセットすることが大切です。
(1)顔全体をほぐす「しゅ〜わ〜」
(1)「しゅ〜」と言いながら息を吐き、目と鼻と口を顔の中央に寄せます。シワを気にせず、思い切り行いましょう。
(2)目と口をゆっくり「わ〜」というように開きます。この時、上まぶたと下まぶたをしっかり開くようにし、おでこにシワが入らないように気をつけましょう。
(2)おでこタップでゆるめる
目を閉じて、おでこから眉間を指先で「トントン」とタップしていきます。考え事や悩みがあったりするとおでこが硬くなり、シワができやすくなります。
意識的におでこをゆるめるようにしましょう。
(3)眉のコリをとるマッサージ
洗顔時やスキンケアタイムにおすすめのマッサージです。おでこ同様、眉も力が入りやすい場所なので、日々のリセットが必要です。
眉頭から眉尻にかけて、指を滑らせながら圧をかけてマッサージしましょう。
(4)「顔ブルブル」と、唇をふるわせる「ハミングバード」
(1)口とあごの力を抜いて、お顔を左右に揺らします。頬をブルブルさせましょう。
(2)唇の力を抜いて軽く閉じ、口から息を吐いて上下の唇をブルブルと振動させます。
■こまめに顔の疲労をとり、毎日を新鮮な笑顔で過ごす
人は表情ひとつでいい印象を与えることもありますが、残念なのはその逆のパターンです。
いつも眉間にシワを寄せていたり、への字口などの表情グセがあると、どんどん可愛くないシワを刻んでいくことになり、無表情でも消えないシワとして残ってしまいます。元々素敵なお顔立ちをしていても、それでは台無しになってしましますね。
顔の疲労をとって、自然で柔らかい表情で毎日をお過ごし下さい。
(ヨガインストラクター 千葉ゆか
高津文美子式フェイシャルヨガインストラクター、顔つぼセラピスト。二児の母。ヨガ×顔ヨガクラス「nicomum-yoga&facial yoga」主宰。)
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