青汁でお馴染みの「ケール」。キャベツと同じアブラナ科の野菜で、最近ではスーパーでも生をみかけるようになりましたね。
ケールは、栄養価が高いことはもちろん、花粉対策やダイエット、お肌にも効果的な万能野菜! エイジング世代のスムージーには、ケールがおすすめです!
■ケールのビューティーパワー3つ
(1)お肌を内側からキレイに
ケールには、シミの元となるメラニンの生成を抑制する働きがあるそう。ファンケルの研究によれば、ケールを摂取することでお顏だけでなく、腕の皮膚の色も明るくなったそうですから、日焼けが気になる首やデコルテにも効果を発揮してくれそう!
(2)カルシウムの吸収率がスゴイ!
カルシウムは、角質層の一つ下の顆粒層に存在し、顆粒細胞が角質細胞へ変わる際に欠かせないミネラル。また、角質細胞同士の接着を強めてバリア機能を高め、お肌を乾燥から守る働きもあります。野菜に含まれるカルシウムは吸収が良くないのですが、ケールに含まれるカルシウムは牛乳と同等以上の吸収率を有するそう! カルシウム不足は、肥満の原因にもなるそうですから、積極的に摂って◎。
(3)花粉対策にも
ケールに含まれるフラボノイドには、花粉症などのアレルギーを抑制する働きがあるそうですから、花粉症が気になるこれからの季節におすすめ。
■カンタンおいしい!ケールレシピ 3つ
(1)ケールチップス
オーブンの天板にクッキングシートを敷き、ケールを並べ、スプレー式のオリーブオイルを吹き掛けます(無くても出来ます)。150℃のオーブンで15分程度乾燥させて出来上がり。
(2)ケールサラダ
ケールを食べやすい大きさに切って、オリーブオイルと、すりおろしたパルメザンチーズで和えます。お好みでクルミやアーモンドを加えても◎。
(3)ケールスムージー
ケール生葉(もしくは青汁)、リンゴ1/2個、バナナ1/2本、レモン1/4程度、水適量をミキサーにかけて出来上がり。バナナが入ることでまろやかになり、ケールの青臭さが苦手な方にもおすすめ。
花粉症や紫外線が気になるこれからの季節、ケールを食べてお肌も身体もケアしてみてはいかがでしょうか
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」(2018年・日東書院本社)、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)
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・腸活のために毎日食べたい!簡単「作りおきレシピ」3つ
【参考】
※ケールがもたらすダブルの美白 – FANCL
※ケール由来のカルシウムは吸収が良い – FANCL
※花粉症などのアレルギー性疾患に有効なケールの成分を特定 – FANCL
※潤いのあるお肌にも欠かせないカルシウムイオン – カルシウムイオン.com
※皮膚のかさつきを防ぐ温度センサーの働きを解明 - 生理学研究所
※メタボ予防にカルシウムを! - カルシウムイオン.com