虫の音が秋を感じさせる時期になりましたが、夏の疲れも出やすい時ですね。
このような時は誰でもダラダラしたいものですが、今年の夏は猛暑日がつづき、「夏の間もダラダラしていた」という人も多いかもしれません。つまり、ここ2ヶ月ほどはダラダラとして過ごしてしまったのではないでしょうか。
そこで、YOGAエクササイズディレクターの筆者が、集中力をとり戻して身体に活力を与えるポーズをご紹介します。
このポーズは、頭を下に下げるので美肌効果や顔のたるみにも効果大です。ぜひ、ゆっくりと実践してみてください。
■気力を回復させる「ウッターナーサナ(前屈のポーズバリエーション)」
このポーズは、「2分以上つづけると気力が充実してくる」と古いヨガの本に記載されているお墨つきのポーズです。
特に、頭をリラックスさせて脳細胞の機能を安定させるので、興奮しやすい人にもおすすめで。肩こり、首のこり、足腰・背中の疲れ、ストレス解消や生理痛の緩和にも効果的です。
また、肝臓や脾臓が疲れると、水分代謝が悪くなって身体もむくみやすくなります。夏のあいだに水分をとりすぎた、という人は実践してみてください。
「ウッターナーサナ」最大のポイント
「ウッターナーサナ」は、背中を丸めて猫背にならないように、足のつけ根から2つ折になるようなイメージで上体を前にたおすことです。
今回は、ひざを深く曲げて、伸びにくい太もも裏や臀部をゆっくりストレッチします。徐々に身体がほぐれてきたら、少しずつひざを伸ばして前屈を深めてくださいね。
期待できる効果
上記でご紹介した効果意外にも
・腹痛を鎮める
・肝臓
・脾臓、腎臓の調子を整える
・美肌、リフトアップ、バストアップなどエイジング効果も大です。
実践回数&期間
週5回を目安に3週間実践すると、心身ともに変化を感じられるようになります。
「ウッターナーサナ」のやり方
(1)足を肩幅に開き、両手を後ろで組みます。ゆっくり肩を外側に回すように胸を開き、5呼吸ほど繰り返しましょう。
(2)そのまま両ひざを深く曲げ、太ももの上にお腹を乗せます。硬い太もも裏や臀部をゆっくりストレッチします。
(3)徐々に吐く息とともにひざ裏を伸ばしながら、組んでいる両手を左右に大きく揺すって肩や首のこりを解消させましょう。
(4)1度、肩甲骨をギューと引き寄せ胸を開き、10呼吸深い呼吸を繰り返して前屈をゆっくりと味わいましょう。この時、太ももとお腹が離れないように注意しましょう。
お腹と太ももが離れないように注意しながら行ってください。離れるようであれば、ひざを深く曲げた状態で動作しましょう。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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