肌の夏の疲れを、そのままにしていませんか?
私たちの身体の中で過剰に生まれた「活性酸素」は、細胞を酸化させ、老化させる悪玉となります。この「酸化」を、金属になぞらえて、俗に「サビ」るといいます。サビの大きな要因となるのが「紫外線」です。
暑さが一段落した時期は、紫外線による光老化の積み重ねで、肌が疲れている状態にあります。適切なケアをせずに放っておくと、シミやシワを深刻にしてしまう場合もあります。
美容講師の筆者が、アラフォー世代にありがちな「サビ肌NG習慣」を4つご紹介します。
■サビ肌NG習慣4つ
(1)日焼け止めクリームを使わない
外出しても、「ちょっと外にでるくらいだったら、日焼け止めをつけなくても大丈夫」と思っていませんか?
日焼け止めを塗らずに外に出ると、紫外線により肌の角質が分厚くなります。分厚くなった皮膚は、スキンケアの浸透が悪くなるので、せっかく良いスキンケアをしても無駄になる場合があります。
くすみやシミ、シワなどを進行させる要因にもなりますので、日焼け止めはしっかりつけるようにしましょう。
(2)一年中同じスキンケアを使っている
どんなに気に入っているスキンケアがあっても、一年中使いつづけると肌が慣れてしまいます。
季節によってスキンケアを変えることで、肌は活性化してきますので、季節に合わせたスキンケアを選ぶようにしましょう。
(3)肌がカサついているが、「オールインワン」を使いつづけている
「オールインワン」と聞くと、「それ1つでスキンケアが済ませられる」と思って安心しがちですね。しかし、選び方を間違えると、逆に乾燥を招いたりサビ肌の原因になったりすることがあります。
オールインワンを選ぶ前に大切なことは、「自分の肌がどのタイプかを知る」ことです。「脂性肌」「普通肌」「乾燥肌」など、肌タイプで選ぶものが変わってきますので、自分の肌がどのタイプなのかを改めて確認してみましょう。
(4)クレンジングをしているのに、化粧が残っている
普段しているメイクの濃さによって、使うクレンジングは変わってきます。
例えば、BBクリームしか塗らないのに、洗浄力の高いオイルクレンジングを使うと、肌の油分が奪われて、カサカサになってしまいます。
また、クレンジングをしているのに、化粧が残っている場合は、使っているクレンジングの洗浄力が弱い可能性があります。
そのままにしておくと、おちていない汚れが酸化してサビ肌になりますので、自分が使っているクレンジングを見直してみましょう。
いかがでしたか? 老け顔になるNG習慣を4つご紹介しました。
夏から秋にかけては、夏の紫外線で疲れた肌をしっかりとケアしないと、気づかないうちにサビ肌をつくってしまいます。ぜひ、参考にしてみてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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