仕事や日常に追われて、前日の疲れを顔に引きずってはいませんか?
夜のスキンケアで1日のストレスを一掃すれば、寝ている間にすっきりとし、新しい自分で未来を迎えることができるはずです。
毎日あたり前のように行なっているスキンケアの目的を再確認して、今日よりも明日へと、もっとつややかな美しさをまといましょう。
フェイスコンダクターの筆者が、スキンケアの基礎〜夜編をご紹介します。
■できるだけ早く、メイクを落とす
帰宅後の肌は、メイクアップ化粧品や皮脂、汗、ほこりなどが混ざり汚れた状態です。肌にとっては不要なものであり、雑菌による肌トラブルや酸化した皮脂が悪影響を及ぼすこともあります。
一般的なメイクアップ化粧品は油性の成分が含まれるため、オイルやクリームなどの油分の多いクレンジング料が最も洗浄効果があると考えられます。メイクアップの度合いに応じたクレンジング料を選ぶことで、肌に負担なく汚れを落とすことができるので、あらためて見直してみると良いでしょう。
■肌表面からとれる汚れと肌疲れ
夜のスキンケアでは「肌表面の汚れ」と「その日の肌疲れ」がとり除かれていることが重要です。
どんな肌状態でもおすすめしたいのがマッサージです。オイル、バーム、クリームなど油分の多い化粧品でマッサージをすると、肌表面の汚れだけでなく、古い角質や毛穴の奥に溜まった皮脂などもスムーズにとり除くことができます。
余分な物がなくなると化粧水や美容液などの馴染みが良くなり、スキンケアの効率もアップします。肌表面の状態が整うと、寝ている間の肌の生まれ変わりも活発になります。
肌疲れを翌日にもちこさないために、美肌づくりに欠かせない栄養素を補ってから眠りにつくことも効果的です。
夜のお手入れ方法
・ビタミンCなど抗酸化効果の高いスキンケア
・炭酸による血行促進
・美容ドリンク
くすみ、やつれ、疲れ感に効果的です。
・保湿系パック
・ナイトクリーム
乾きを感じた朝は、この2つのアイテムを使用しましょう。
■メイクを落とさないで寝るはNG
20代、30代の「うっかり寝てしまって」は、自力で回復できるかもしれません。
しかし、大人の肌は、このリスクを肌で分かっているはずです。メイクを落とさずに寝てしまうどころか、朝から夜まで過ごしただけでも、明らかな肌疲れを感じるでしょう。ハリの低下、シワの出現、くすみ、たるみと朝とは違った状態に愕然とする事もあるかと思います。
日中を快適に過ごすためのメイクアップも、1日過ごせば老化を引き起こす汚れに変化していると考えましょう。どうしても、うっかりを繰り返してしまう方は、「15時間以上はメイクをしっぱなしにしない」「洗わないで寝たら雑巾を乗せて寝るようなもの」などと、意識してみてはいかがでしょうか?
ライフスタイルや美容習慣が多様化するなかで、「自分なりのルールをもってスキンケアに向かう意識」が、ブレない美をつくりあげるには必要かもしれないですね。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト 毛髪診断士 上野リサ)
【関連記事】
・シミ対策に◎!美白化粧品の選び方と美容家おすすめ4選
・たるみ毛穴対策に!おすすめコスメ6つとマッサージ法
・お風呂上がりにシワをチェック!タイプ別「シワ対策」2つ
・たるみ頬リフトアップ!「ほうれい線にサヨナラ」する顔ヨガまとめ