つやプラ

つやっときらめく美をプラス

足のニオイを速攻ケア!座敷に上がる前の「応急処置」

美容ライター
岸田茉麻

防寒対策に役立つ「タイツ」や「ブーツ」ですが、足元が蒸れやすくなり、臭いが気になる人も多いと思います。

特に困るのが、忘年会や食事会で座敷に上がらなくてはならない時です。速攻で臭いをなくす方法はあるのでしょうか?

「足の臭い」を速攻で抑える!座敷に上がる前の「応急処置」

コスメコンシェルジュの筆者が、足の臭いを防ぐ日常的なケアや応急処置についてご紹介します。

■足の臭いの原因3つ

足の臭いを抑えるためには、原因である「蒸れ・角質・雑菌」の3つにアプローチすることがポイントです。

足の臭いの原因3つ

足は汗腺が多いので、汗をかきやすく、蒸れてしまいがちです。この蒸れ状態が、雑菌の繁殖を招きます。

また、足は角質が厚いため垢が出やすく、足の皮膚に棲む雑菌(常在菌)が垢を分解しようと働きます。この分解の働きが、臭いのもとである脂肪酸(イソ吉草酸など)をつくり出すのです。

つまり、足を蒸れにくい環境にして不要な角質を減らし、雑菌そのものを減らすことが臭い予防の近道となります。

■普段のお手入れで臭わない足にする方法

普段のお手入れで臭わない足にする方法

足の臭いを未然に防ぐためには、日常的にどのような点に気をつければ良いのでしょうか。臭いの原因である「蒸れ・角質・雑菌」の3つを軸に解説します。

(1)通気性の良いアイテムで蒸れにくい環境に

靴や靴下を履いていると、足はどうしても高温多湿になりがちです。この蒸れやすい環境を少しでも改善するために、通気性の良い靴や靴下、タイツやストッキングを着用するようにしましょう。

また、パンプスや革靴は熱がこもりやすいため、汗を吸収・分散しやすい中敷きを使用することもおすすめです。このほかにも、外出前に防臭(消臭)スプレーを吹きかけておくと良いでしょう。

(2)定期的に角質ケアを行う

軽石や専用ヤスリなどで定期的に角質ケアを行い、余分な角質をとり除きましょう。

特に、足の裏や指の角質は厚くなりがちです。角質ケアを行って雑菌の餌を減らすことで、臭い予防につながります。

また、お風呂では、雑菌が棲みやすい指の間や爪の周りをよく洗いましょう。隙間ひとつひとつを丁寧に洗うことがポイントです。

(3)靴を乾燥させる

同じ靴やブーツを連日履かないようにして雑菌を増やさないことも、臭い対策に効果的です。その日の天気や季節によって、靴用の除湿剤を使うのも良いでしょう。

■座敷に上がる前に!お手洗いでできる足の臭い応急処置

外出先でブーツや靴を脱がなくてはならない時に、「臭いを抑える応急処置があれば知りたい」という人も多いのではないでしょうか。

筆者が行っている応急処置は「ストッキングを履き替える」「汗拭きシートで足の雑菌をとり除く」この2点です。

座敷に上がる前に!お手洗いでできる足の臭い応急処置

ストッキングはいつ破れてもおかしくないので持ち歩いていますが、座敷に上がる際はお手洗いで履き替えるようにしています。ストッキング自体についた臭いをとり除くためです。もちろん、ストッキング以外の場合も、タイツや靴下の替えがあると便利です。

また、いつも持っている「汗拭きシート」で足を拭きます。消臭タイプの汗拭きシートを使用することで、雑菌をとり除くと同時に臭いを抑えることができます。

足の臭いは独特で、周りの人にも気づかれやすいものです。思わぬところで周りの人に不快感を与えないためにも、日常的な角質ケアや靴のお手入れを見直してみてはいかがでしょうか。

(コスメコンシェルジュ/美容ライター 岸田茉麻
日本化粧品検定1級保有。美容部員の経験を生かし美容ライターに転身。コスメのみならず、食生活や生活習慣を含めた美容に役立つ情報を発信中。)

【関連記事】
シミ対策に◎!美白化粧品の選び方と美容家おすすめ4選
たるみ毛穴対策に!おすすめコスメ6つとマッサージ法
お風呂上がりにシワをチェック!タイプ別「シワ対策」2つ
たるみ頬リフトアップ!「ほうれい線にサヨナラ」する顔ヨガまとめ

【参考】
汗の基礎知識 – 花王

多くの方が気になる「足のニオイ」の原因物質を新たに発見! – ロート製薬

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

Related Article関連記事

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

ビューティーの最新記事はこちら