顔の印象を変えるのに手っ取り早いのは「前髪」です。前髪のブローを少し変えるだけで、小顔効果も期待できます。
美容師のプロとしてワンポイントで印象を変えるブロー法で施術している筆者が、「誰でも簡単にできる前髪ブロー術」をご紹介します。
■小顔に見せるコツ3つ
(1)たて幅をつくる
「おでこを見せたくない」という方もいますが、おでこを見せることで顔のたて幅を出すことができます。
おでこを見せていない状態です。
おでこを見せている状態です。
あまりおでこを出したくない方は「横分け」にすると、たて長な印象になります。
(2)横幅を矯正する
顔の横幅は、前髪で簡単に変えられます。前髪を流したい方は、黒目の内側から中心までの間で分けるのがポイントです。
黒目の中心より外につくればつくるほど、顔の横幅が出るので気をつけましょう。
また、前髪を下ろしている方は、2種類の前髪をつくることがおすすめです。黒目の中心までは好きな長さで切って、黒目の中心から目尻までの幅に1〜2センチ長めの前髪をつくると、横幅が矯正できます。
(3)前髪に「触角」をプラス
「触角」は、前髪より長めにつくる髪の毛のことです。触角の長さは髪の毛の長さによっても変わりますが、ショートやミディアムヘアの方は目の下の延長線上、ロングヘアの方は、あご下につくるのがベストです。
メイクのシェーディングのような効果が出るのでおすすめですよ。
■前髪をブローする時のコツ3つ
(1)しっかり濡らす
前髪をブローする時は、乾いたままだと上手く形がつくれません。
また、ブローのもちも悪くなるので気をつけましょう。
(2)前髪の生えグセは、あえてジグザグに乾かす
左右に手を動かしながらジグザグに乾かすことで、根元からクセを矯正してくれます。この時、ボリュームを抑えたい方は、ドライヤーを上から当てて風圧で根元を寝かせるイメージで乾かしましょう。
逆に、フンワリした前髪にしたい方は、ドライヤーを下から当てるようにすると根元が立ち上がりますよ。
(3)触角は顔側にブローする
ドライヤーを後ろから当てながら手ぐしで顔側方向に乾かすと、触角部分も自然にまとまります。
前髪だけでも印象は変わりますので、ぜひとり入れてみてくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
【関連記事】
・一つに結ぶだけでこなれヘア!5分で完成するお洒落アレンジ
・老け見えペタンコ髪解消!「くるくるドライヤー」テク
・人気のボブを比較!好みのスタイルに仕上がるオーダーのコツ
・洗うだけで白髪を予防?エイジングケア成分配合のシャンプー