肌と同じように気になる髪の美しさ。30代・40代になると、抜け毛や薄毛が気になってくるのではないでしょうか。なかなかメカニズムが解明されない「育毛」ですが、胃腸を刺激することで育毛につながるのだとか。とっても身近な食べ物が育毛に役立つそうですよ!
■「食べて育毛」!?そのメカニズムとは
名古屋Kクリニックの岡嶋医師によれば、食べ物の刺激によって胃から分泌される「CGRP」という物質が脳を刺激して、全身の「IGF-1」という細胞を増加させるそう。この「IGF-1」が強い育毛効果を持っており、育毛効果が期待できるのだそうです。
■育毛効果の期待できる食べ物5つ
岡嶋医師によれば、「IGF-1」の分泌を促すのは私たちにも馴染みの深いこれらの食材。 知覚神経刺激作用があるため、育毛に効果的なのだそう。
(1)大豆製品(大豆イソフラボン)
(2)玄米(米ぬか成分)
(3)唐辛子やわさび(辛味成分)
(4)コーヒーやココア(ポリフェノール)
(5)海藻(フコイダン)
■アンチエイジング効果も期待!?
「IGF-1」は全身に存在する因子。そのため、育毛効果だけでなく美肌効果や免疫力UPなど、総合的なアンチエイジング効果が期待できるのだそう。 食品以外では、“睡眠”や“体温調整”も「IGF-1」の分泌と関わりが深く、睡眠中は「IGF-1」が増加するそうですから、しっかり眠ることも大切です。 また、身体を冷やさないこともポイント。冷えは肌やダイエットにも関係していますから、適度な運動や入浴、毎日スパイスや発酵食品を摂るなど、冷えない身体作りを心がけたいですね。
とっても身近な食べ物で増やすことのできる「IGF-1」。髪のトラブルが気になる方は、毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)
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