ピーリングとは、古くなった角質を柔らかくして落とすスキンケアの方法です。肌に透明感を与え、メイクのノリがよくなる効果があり、自宅でも手軽にできることから人気のメソッドです。
しかし、自分でピーリングを行う場合にはメリットとデメリットがあります。
ウエルネス&ビューティーライター、アロマコーディネーターの筆者が、セルフピーリングの気をつけたいポイントをお伝えするとともに、手作りピーリング剤のレシピをご紹介します。
■毎日の洗顔では落とし切れない角質がある
毎日きちんとクレンジングと洗顔をしていても、落とし切れずにたまってしまう角質があります。これをそのままにしておくと、肌にくすみがあらわれたり、毛穴が詰まって吹き出物ができる原因につながります。
ピーリングで角質ケアを行うと、肌のトーンアップやコンディションのキープのほか、スキンケアコスメの浸透を良くするため、コンスタントに行いたいものです。
■セルフピーリングのメリット
肌の不調に気がついた時に、すぐにケアができる
ピーリングはたいへん効果があるメソッドですが、定期的にサロンで施術する時間がとれない場合もあるでしょう。そんな時におすすめしたいのが、自宅で行う「セルフピーリング」です。
大きなメリットは、肌の調子に合わせてすぐにケアができることです。古い角質は放っておくと、どんどん肌に負担をかけてしまいます。
肌にごわつきを感じたり毛穴の詰まりが見られた場合、早めにお手入れするほど回復も早くなるので、自宅でのピーリングを習慣にすると良いでしょう。
外的刺激から肌を守れる
ピーリングで古い角質を落とした後の肌はたいへんデリケートになっていますので、できるかぎり余計な刺激を与えるのはさけたいところです。
自宅で行えば、紫外線やホコリといったものから肌を守れるというメリットがあります。
■セルフピーリングのデメリット
やりすぎて肌をいためてしまうこともある
セルフピーリングにはデメリットもあります。まず挙げられるのは、すぐに効果がみられるため、必要以上の頻度で行ってしまう傾向があることです。
市販のアイテムを使う場合は、説明書に明記されている使用頻度を必ず守ってください。やり過ぎてしまうと必要な角質まで落としてしまうため、肌が乾燥して荒れてしまったり、吹き出物が悪化する可能性があります。
■肌にやさしい!セルフピーリング剤のレシピ
セルフピーリング初心者の方におすすめしたいのが、低刺激の手作りピーリング剤です。肌をやわらかくする効果があるエッセンシャルオイルを使った、手軽に作れるレシピです。
材料(1回分)
・食用の重曹 小さじ2~3
・精製水 適宜
・サンダルウッド 1滴
作り方
(1)ボウルに重曹とサンダルウッドを入れ、よく混ぜ合わせます。
(2)(1)に精製水を少しずつ加え、ペースト状になるまで混ぜ合わせれば完成です。
使い方
(1)洗顔後、目もと、口もとをさけ、顔全体に塗り広げていきます。
(2)5~7分たったらぬるま湯でよくすすぎ、通常のスキンケアを行ってください。
セルフピーリングは、肌の活性化も促すため、アンチエイジング効果も期待できるメソッドです。使用後は十分に保湿をすることも忘れないでください。また、体調のすぐれない日は行わないようにしましょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※サンダルウッド(白檀) – わかさ生活