余白のある暮らしをするためには、要らないモノを増やさないことが大切です。
ミニマムリッチコンサルタントの筆者が、本当に必要なものだけに囲まれた心地良い暮らしをするためのコツをお伝えします。
■家で使うモノは、色を決める
知らず知らずのうちに家のなかのものが増えすぎてしまうという方は、「家で使う色を決め、それ以外のものは人にあげたり、処分する」と決めるのもひとつの方法です。
例えば、「食器や雑貨類、タオルなどを黒・茶・白だけにする」というように、使う色をそろえると統一感が出ます。ルールを決めてしまえば、家のなかに「何を入れて、何を出すか」という決断をするストレスからも解放されます。
■役割が同じものを買い換える
「ひとつ買ったら、ひとつ捨てる」と決めれば、モノは増えません。
例えば、下駄箱に入る靴の数は決まっているので、ひとつ靴を買うならひとつ靴を捨てると決めます。そうすると、買う時に「どの靴を捨てるか」を考えるので、衝動買いを防ぎます。
パンプスを買うならパンプスを捨てる、スニーカーを買うならスニーカーを捨てるなど、「同じ役割のモノは、ひとつだけ」をルールにすると、部屋の中も心もスッキリと整います。
■小さいエコバッグで買い物にいく
ついついいらないものを買わないためにも、買い物には小さめのエコバッグを持って出かけることをおすすめします。バッグに入りきらないモノを買いたくなったら中身を見直し、「本当に買うべきか」「本当に必要かどうか」を見極めます。
「一週間だけ、コンビニには寄らない」「今週はレジに行く前に、ひとつ買い物カゴから出す」など、多少窮屈なマイルールを期間限定でやってみるのもよいでしょう。大切なことは、持っている量ではなく、いかにひとつひとつのモノと向き合っているかです。
本当に必要なモノだけに囲まれた暮らしは、心にも余白をつくってくれます。ぜひ、試してみてくださいね。
※ミニマムリッチ=「上質なものを少しだけ」の意味です。日常の中での意識を少し上質に変えるだけで豊かになれます。
(ミニマムリッチコンサルタント 横田真由子
株式会社ケリングジャパン(旧 GUCCI JAPAN)で販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。独立後「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱する。)
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