メイクを落とす「クレンジング」は、ほぼ毎日行いますよね。クレンジング時の行動が、実はやってはいけない行動になっているかもしれません。
美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、やってはいけないクレンジングのNG習慣をご紹介します。
■やってはいけないクレンジングのNG習慣7つ
(1)ゴシゴシとこする
どんなクレンジング料であっても、絶対にこすってはいけません。肌をグイグイとこすってしまうと、肌がくすんでしまう原因につながる場合があります。
タオルで水気を拭きとる時も同様です。タオルで水気を拭きとる時は、顔を押さえるようにタオルを軽くあてて水気をとりましょう。
(2)クレンジングシートだけで、メイクを落とす
クレンジングシートは、洗浄成分の強い成分を染み込ませている場合が多いです。また、成分が腐らないようにアルコールなどの防腐剤も入ってることが多いです。
そのようなアイテムは、肌に刺激が強いです。時間のない時は便利で良いかもしれませんが、毎日クレンジングシートを使うと、肌に摩擦や刺激を与えるためおすすめしません。
(3)長時間のクレンジング
クレンジング料によっては、マッサージ可能なすべりの良いテクスチャーのものもあります。しかし、長時間のクレンジングは乾燥の原因につながります。
クレンジングがジェルやクリーム、オイル状の伸びの良いものであれば、約1分ほど肌になじませて洗い流すようにしましょう。
(4)乳化させないで洗い流す
クレンジングをメイクになじませたら、そのまま洗い流してはいませんか?
少量の水を手にとり、クレンジングをなじませた部分をもう1度クルクルとなじませることにより乳化します。そうすると、メイク汚れが落ちやすくなります。これをやるだけで、メイク落ちが格段に変わりますよ。
乳化とは、本来混ざり合わないものが混ざり合うことです。イメージとして、クレンジングオイルに水を足すと乳化して白くなります。マヨネーズもお酢と油、卵を混ぜて乳化させたものです。
(5)W洗顔する
W洗顔をすると、必要以上に肌の水分や油分を奪ってしまう場合があります。
顔に残った油膜やぬめりなどが気になる時や、W洗顔が必要なクレンジングの場合は、洗浄力がやさしい洗顔料を使うことがおすすめです。
(6)熱いお湯で洗う
皮膚を42度以上のお湯で洗うと、洗う前よりも乾燥しやすいです。
そのため、手でお湯を触った時に「ちょっと冷たいかも?」と思うくらいの32度〜36度程度のぬるま湯で洗顔するようにしましょう。
(7)シャワーを直接、顔にあてる
実は、シャワーも肌にとって刺激になるということをご存知でしたか?
美容賢者たちはシャワーヘッドを変えている人が多いです。肌あたりがやわらかいものや残留塩素などを除去でき、軟水が出るものをチョイスしています。
シャワーを直接顔にあてず、手で受け皿をつくって顔を洗うようにしましょう。
クレンジングはほぼ毎日行うことなので、面倒だと感じるかもしれません。しかし、クレンジングこそが本来の自分に還る時間です。この時間を肌を愛しむ時間に変えることで、肌も心も上向きになるでしょう。上記の項目に1つでもあてはまったら、今日からクレンジング方法を見直してみてください。
(クポノビューティー代表。美容研究家、美容ライター 星 ゆうこ
10年以上アパレル勤務後、2014年に独立。在勤中にスクールに通い基礎医学やホリスティック医学を学ぶ。美容&ファッションライターや化粧品&サプリメントの商品開発&経営のコンサルタント業を行う。)
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