「くすみやクマによって顔色が冴えない」「むくんで顔が重い」「なんとなく顔がどんよりしている」という時は、手軽に行えるツボ押しをお試しください。
エステティシャンの筆者が、お疲れ顔改善のために自分で簡単に押せる「首の後ろのツボ」をご紹介します。
■お疲れ顔を改善するツボ
今回ご紹介するツボは「完骨(かんこつ)」「風池(ふうち)」「天柱(てんちゅう)」というツボです。
完骨
頭痛、顔のむくみ、首こり、眼精疲労の改善におすすめのツボです。
風池
頭痛、首こり、眼精疲労、肩こり、目のクマの改善におすすめのツボです。
天柱
首こりや眼精疲労などの改善におすすめのツボです。
ツボを刺激することで顔周りの血流が良くなると、クマやくすみ、むくみの改善効果が期待できます。
ツボの位置
まずは、刺激する3つのツボを確認します。ツボの位置は骨格などによって個人差があります。
上記の写真を参考に少し凹んでいて指がはまる感覚の場所を押すと、気持ちいい、こりをほぐしているような感じがすると思います。ツボの位置がはっきりとわからない場合も、赤い印の周辺で気持ち良い場所を軽く刺激すると血行促進につながります。
■ツボの押し方
少しあごを引いた状態で、親指をツボにセットします。指でツボを押しながら頭を後ろに傾け、頭の重みをかけていきます。
爪を立てずに、指の腹で押すようにしてください。ツボを押しながら5秒ほど数えたら、ゆっくりと首をまっすぐに戻します。時間がある人は、一カ所を3セットくらい行うとじんわり温かくなるのを感じるはずです。
スマホやパソコンなどで首や目などを酷使する機会の多い現代人。疲れがたまるとくすみやクマ、顔のむくみなどによって「お疲れ顔」になりやすくなります。ツボ押し習慣を身につけて、循環の良い状態を目指してくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美)
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