年齢とともに髪は、細くなったりハリやコシがなくなったりする傾向があります。その結果、トップがペタンとしやすくなります。これを改善する方法をご存知ですか?
ヘアメイクや美容講師のプロとしてアラフォーに特化した美容法を提案している筆者が、老け見えしないスタイリング術をご紹介します。
■老け見えしないスタイリング術3つ
(1)ドライヤーで分け目とは逆に乾かす
ドライヤーで髪を乾かす時に分け目をつけて乾かすと、根本がきれいにまとまってしまい、ペタンとしやすくなります。ふんわりトップにするには、あえて分け目とは逆の方から乾かすようにしましょう。
完全に乾かし終わったら、手ぐしで元の分け目に戻します。この時、ブラシやクシでとかすと、せっかく立ち上がった髪の根本がまた潰れてしまいますので、ざっくり手ぐしでとかすように意識しましょう。
(2)定期的に分け目を変える
いつも同じ場所で髪を分けていると、根本にクセがついてペタンとしやすくなります。分け目を逆にしても良いという方は、1週間ごとに分け目を変えて、髪の根本にクセがつかないようにしましょう。
また、「分け目を右側にする方が顔がスッキリ見えるので、分け目を変えたくない!」という方は、同じ右側でも分け目を数cmずらすと、トップがペタンとしづらくなりますよ。
肝心なのは、分け目を同じ場所にしつづけないということです。
(3)分け目をジグザグにする
分け目をジグザグにすることで髪の毛の根本が立ち上がりやすくなります。一度、オールバックにかき上げた後、利き手の指一本でジグザグに髪を分けましょう。
指で上手くできない方は、クシの持ち手の先端でまっすぐに分け目を作り、そのあと左右交互に1cmずつ三角を描くようにクシで分けると、きれいにジグザグにすることができますよ。
慣れてきたら、ジグザグの幅を細かくしたりざっくり分けとったりして、自分の好みの分け方にしてみましょう。トップをふんわりさせるには、髪の毛の根本が寝ないようにすることが大切です。
簡単にトップをふんわりさせるやり方をご紹介しましたが、ご自身が一番やりやすいことを習慣にしてみると良いと思います。お試しください。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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