夏は、フルーツの美味しい季節。暑さで食欲がない時でも、みずみずしいフルーツなら食べられる! という方も多いのではないでしょうか。夏におすすめなのは、やっぱりトロピカルフルーツ。強い紫外線や暑さから、お肌も身体も守ってくれるようですよ。
■夏におすすめ!トロピカルフルーツ3つ
●食後に食べてダイエットにも!?「マンゴー」
ブルーベリーなどに多く含まれることで知られる「アントシアニン」。完熟マンゴーには、ブルーベリーと同等以上のアントシアニンが含まれています。アントシアニンには、血液中の糖がエネルギーとして燃焼されるようにサポートし、余った糖が脂肪として蓄積されるのを防ぐ働きが。食事中に摂ると体脂肪の蓄積や脂肪細胞の肥大をより防ぐ効果があるそうなので、マンゴーは食事の後のデザートに食べると良さそうですね!
●アンチエイジングなら「パッションフルーツ」
サクサクとした食感がおいしい、種ごと食べられるパッションフルーツ。種には「ピセアタンノール」と呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれています。ピセアタンノールは、代謝を促して血流をスムーズに保ち、脂肪細胞の肥大を抑制するといった働きがあり、アンチエイジングに効果大なんです。また、紫外線によって体内に発生した活性酸素を除去し、シミの元であるメラニンの生成を抑制する働きもあるそうですから、夏にうってつけ!
●ダイエットのサポート&肝臓にも優しい「パパイヤ 」
パパイヤに含まれる「カロテノイド」の一つ「β-クリプトキサンチン」には、脂肪細胞に脂肪が取り込まれるのを予防し、筋肉での脂肪の燃焼をサポートする効果があるそう。代謝が落ちる夏のダイエットのサポートにおすすめです。また、フルーツのなかでも抗酸化成分「イソチオシアネート」の含有量がトップクラス。肝臓の解毒酵素の働きを活性化する作用があり、暑さで疲れた身体も癒してくれそう!
おいしいトロピカルフルーツは、身体に嬉しい働きが詰まっています。この夏は、トロピカルフルーツを食べて、お肌も身体もキレイを保ちたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)
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・痩せなくなったら試してみて!ダイエットの近道は「お腹周りのツボ」
【参考】
※パセノールとは – 森永製菓
※パパイヤ研究レポート – パパイヤ健康食品研究レポート
※β-クリプトキサンチンの美容作用 – 日本食品機能研究会
※β-クリプトキサンチン – 健康美容EXPO
※マンゴー - 日本食品機能研究会
※メタボリックシンドロームとアントシアニン – わかさ生活
※マンゴー – わかさ生活