家で過ごす時間が増えている方は、普段なかなかできない「ハンドパック」のようなセルフハンド美容をとり入れてみませんか?
エステセラピストの筆者が、冬の乾燥から春の手洗いですっかり荒れてしまった手肌を復活させるためのケアをご紹介します。
■自宅で簡単にできる!セルフハンド美容
(1)手の角質をとる
まずは、手浴で手を温めて角質をやわらかくします。洗面器や大きめのボウルなどにお湯を張り、約1分間手を入れて角質をほぐします。
手浴が終わったらタオルで水気を拭きとり、スクラブ剤をつけて、手の甲と平、指までクルクルとマッサージしながら角質ケアを行います。その後は洗い流してください。
(2)化粧水パック(ハンドエッセンス)を行う
オイルやクリームをつける前に、化粧水パック(ハンドエッセンス)を行います。
いつもスキンケアに使っている化粧水でもハンド専用のものでもどちらでもOKです。ミストスプレーなどを吹きかけて手になじませる方法でもよいでしょう。
手に水分保湿を行うことが目的です。角質オフをしたあとの手に化粧水をつけることで、しっとり感が高まります。コットンでパッティングするようにしてもいいですね。
(3)クリームや美容オイルをつける
たっぷり化粧水を入れ込んだ手に、お気に入りのクリームや美容オイルを全体的につけます。
指先までしっかりとなじませましょう。
(4)ハンドパックをする
クリームまたはオイルをなじませた手に、ハンド用の布手袋を着用します。その上からビニール手袋をはめます。どちらも100円ショップなどで購入することができます。
ビニール手袋をはめると手袋の中の温度が上がり、より高いパックの効果を感じることができます。そのまま水仕事をすることもできます。
約5~10分ほど行ったら、手袋を外します。
(5)手に残ったオイルやクリームをなじませる
手袋を外したら手に残ったオイルやクリームをなじませるようにマッサージをしてください。保湿効果の高いクリームや美容オイルなどを少量つけてなじませてもいいですね。
ハンドケアをした後は水仕事などをせず、そのままの状態でしばらく過ごすことが理想です。ですから、夜寝る前や仕事がひと段落した時間帯にとり入れることをおすすめします。
手を使わない時間があまりないので、こうした集中ケアは日頃なかなかできません。おうち時間がたっぷりあるこの機会に、ぜひ試してみてください。
(エステセラピスト/ビューティーヘルスエディターライター 町山町子
編集プロダクション、出版社勤務を経て独立。主に本の企画編集者、執筆者。一方で、“癒し、美容と健康”をテーマに自然派サロンを日本橋にOPEN。後に東船橋に移転。現在はハーブとアロマ、ボディ・フェイシャルなどのセラピストとして活動中。)
【関連記事】
・耳たぶを刺激すればたるまない?奇跡の70歳直伝耳マッサージ
・シワ悩みに効く!今すぐ使いたい「シワ改善美容液」5選
・狙った部分を集中ケア!ドラッグストアで買えるスポッツ美白
・深爪で指先が荒れる?ネイリスト直伝ハンドクリーム使い分け