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手荒れ予防は手をしっかり拭くことから!ハンドケアの基本

エステティシャン
永松麻美

寒くなり、手荒れ対策が欠かせない季節となりました。女性は料理や家事などで手を酷使する機会も多いですよね。

手を保湿するタイミングとは?習慣化したいハンドケア入門編

エステティシャンの筆者が、「手に年齢が出る」といわれるからこそきちんとしたい、きれいな手を守るためのハンドケアをお伝えします。

■手の保湿のタイミングとコツ

洗剤が肌のうるおいを奪うということは、常識になりつつありますよね。食器洗いや掃除の際に手袋をしたり、洗剤を肌にやさしいものにするなどの工夫している人も多いかもしれません。それはもちろん、大事なことです。

しかし、それでも手が乾燥するのは、「水にぬれる」という行為が乾燥の原因につながるからです。手を洗う、クレンジングや洗顔をする、お風呂に入るなどで、水にぬれると肌のバリア機能が低下し、ぬれた水分が乾く時に急激にうるおいは奪われていきます。

大事なのことは、「なるべく手をぬらさない」「手がぬれたら、しっかりと拭く」「ハンドクリームやオイルなどで保湿をする」ことです。保湿までできなくても、しっかりと水気を拭くだけでかなり違います。

■腕の疲れ改善マッサージ

普段、私たちは手を酷使しています。とくに、最近ではスマホで手を痛める人も増えてきました。手の疲れは、肩こりなどにも影響する場合があります。

手元の血行を促進し筋肉の疲労改善に導く、簡単マッサージをお伝えします。

親指を上に向け、反対の手で腕をつかむように肘下から手首までを数カ所圧迫していきます。

(1)オイルやクリームを肘下と手の平、甲に塗布します。

この時、親指が腕の骨のキワに押し込むようなイメージで行いましょう

(2)指を上に向け、反対の手で腕をつかむように肘下から手首までを数カ所圧迫していきます。この時、親指を腕の骨のくぼみに押し込むようなイメージで行いましょう。

親指から順番に指の根元を掴み、気持ちいい程度に引っ張って圧迫していきます

親指から順番に指の根元を掴み、気持ちいい程度に引っ張って圧迫していきます

(3)親指から順番に指の根元を掴み、気持ちいい程度に引っ張って圧迫していきます。

時間がある時や手もとの疲れ、冷えが気になる時にやってみてくださいね。

筆者はエステティシャンという仕事柄、手にはかなり気を使っています。お風呂の湯船に手をつけないよう気をつけて、ハンドクリームやオイルは洗面所・トイレ・キッチン・寝室に置いています。

水場にハンドクリームを置いておけばすぐに手にとれますし、ポンプ式のハンドクリームやオイルならフタをとる手間もかからないのでおすすめです。手をぬらした状態をなるべくつくらないことが大事なので、手の乾燥が気になる人はぜひ意識してみてくださいね。

(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美
自身のニキビ・激太りから容姿コンプレックスに陥り根暗な10代を過ごす。綺麗になるためエステの道へ。「綺麗になる」を通し心や人間関係、人生まで前向きに変わって行く経験を人に伝えるため美容家として活動中。)

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