「在宅ワークになってから、体重増加が気になる」という人も多いですよね。お腹が空いていなくても食べてしまったり、普段よりたくさん食べてしまったりと悩みはつきません。
ベジ活アドバイザーの筆者が、満腹感が増すといわれている「おからパウダー」の簡単な活用法をご紹介します。ヘルシーな野菜と組み合わせて、在宅ワークの体重管理に役立てましょう。
■「おからパウダー」の魅力
通常は水分を含んでいる「おから」ですが、おからパウダーはおからを乾燥させた粉末のものです。
おからパウダーを食べると、お腹の中で水分を含んで膨らむ性質があるといわれています。暴飲暴食予防に役立ちそうですね。
おからは糖質が低く豊富な「食物繊維」を含むので、ダイエット中でも罪悪感なくとり入れることができる食材です。
食後血糖値も低い
おから入りのケーキとおからが入っていないケーキの食後血糖を比較すると、おから入りの方が食後血糖値が低かったそうです。太りにくい身体作りにも役立ちそうですね。
ただし、大量摂取はNGです。適量をとるようにしましょう。食べたら水分を多めにとることも忘れないでください。
■おからパウダー+野菜の活用法2選
(1)野菜がたくさん入った味噌汁にちょい足し
おからパウダーの最大の魅力は、手軽さにあります。そのままさまざまな料理や食材にかけて食べることができます。
おからパウダー初心者の方は、まずは味噌汁やヨーグルトにちょい足しすることから始めてみましょう。
味噌汁は、できれば野菜がたくさん入っているものにしましょう。食物繊維やオリゴ糖が含まれている「タマネギ」や「ゴボウ」などの野菜をとることで、より腸内環境を整える働きが期待できます。
(2)サラダにちょい足し
おからパウダーに豆乳や牛乳、水などの水分を加えると、簡単におからに戻すことができることも魅力の1つです。
パウダーからおからに戻したものにお好みの野菜を追加してサラダを作ってみましょう。食べ応えがあり、満腹感が増すこと間違いなしです。
食欲が抑えられない時にもおすすめです。野菜にも食物繊維が含まれているので、噛む回数や食べ終わるまでの食事時間を長くすることができ、暴飲暴食予防にも役立ちますよ。
体重増加が気になる時は、ぜひおからパウダーを活用してみてください。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
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【参考】
※おからケーキの血糖値上昇抑制効果と官能特性 – J-STAGE
※なめらかおからパウダー – 旭松食品
※豆乳おからパウダー – キッコーマン