今話題の「バスク風チーズケーキ」は、おやつやワインのお供にもなります。表面をこんがり焼き、クシャっと敷いたオーブンシートに包んで焼き上げるカジュアルな風貌が特徴です。
レストランやバルのおしゃれなデザートとしてよく提供されていますが、材料さえそろえば自宅でも簡単に作ることができます。また、使用する小麦粉の分量がとても少なく不足しがちな栄養素も補給できるので、罪悪感を感じにくいデザートです。
プリンのように丁寧な温度管理が不要なので、おやつ作り初心者さんでも失敗しにくいです。自宅にいる時間を活用して、手作りおやつを楽しんでみませんか?
インナービューティー料理研究家の筆者が、大人のバスク風チーズケーキレシピをご紹介します。
■「バスク風チーズケーキ」の美容に嬉しいポイント
「たんぱく質」や「カルシウム」の補給に
チーズケーキの主な材料はなめらかなクリームチーズです。牛乳から作られるチーズは、良質な「たんぱく質」や「カルシウム」が豊富に含まれています。
たんぱく質は、細胞のもとになる重要な栄養素です。アラフォー世代に不足しがちなカルシウムは、骨粗鬆症対策のためにもしっかりととりたい栄養素です。
卵で「ビタミン類」もしっかり補給
万能食材とも呼ばれる卵は、良質な「たんぱく質」や「脂質」をはじめ、抗酸化作用が高く乾燥肌対策に嬉しい「ビタミンA」、代謝をサポートする「ビタミンB群」、強い骨作りをサポートする「カルシウム」、カルシウムの吸収をサポートする「ビタミンD」など、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。
■甘さ控えめ「大人のバスク風チーズケーキ」レシピ
ご紹介するレシピは、なるべくカロリーと糖質を抑えるために砂糖少なめで甘さ控えめにしています。お好みで生クリームやはちみつ、いちごなどの季節のフルーツをそえて召し上がってくださいね。
「今日は甘いのが食べたい」という日は、砂糖の分量を10〜20g増やしてお作りください。
材料(15cm丸型1台分)
・クリームチーズ 200g
・生クリーム 150ml
・砂糖 60g
・薄力粉 大さじ2
A
・溶き卵 2個分
・バニラエッセンス(あれば) 少々
・コアントロー(あれば) 少々
下準備
(1)クリームチーズ、卵を常温に戻しておきます。
(2)オーブンを200度に予熱しておきます。
作り方
(1)ボウルにクリームチーズを入れ、なめらかなクリーム状になるまでゴムベラでよく混ぜます。
(2)Aを別のボウルであわせておきます。
(3)(1)に(2)を3回に分けて加え、ゴムベラでなめらかになるまでよく混ぜます。
(4)(3)に砂糖を加え、泡だて器で砂糖のざらつきがなくなるまでよく混ぜあわせます。
(5)(4)に生クリームを加え、泡だて器でさらによく混ぜます。
(6)(5)に薄力粉を加え、泡だて器でさらによく混ぜます。
(7)ケーキ型に大きめに切ったオーブンシート(クッキングシート)をクシャっと敷き詰め、(5)を流し込みます。
(8)オーブンで約30分焼きます。竹串を刺して生っぽい生地がつかなければOKです。粗熱がとれるまでそのまま冷ましましょう。
(9)粗熱がとれたらラップをふんわりとかけ、冷蔵庫で数時間冷やしてください。
混ぜて焼くだけで簡単に作れる、甘さ控えめ「大人のバスク風チーズケーキ」のレシピをご紹介しました。朝に作って夕方に楽しんだり、夜に作って翌日食べると良いでしょう。休日のリラックスタイムになどに、ぜひお試しください。
(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩亜矢子)
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