毎日の生活の中で不安や緊張を感じる時間が長いと、身体が疲れやすくなったり、何もやる気が起きなかったりすることもあるでしょう。嗅覚反応分析士として活動する筆者が、身体の疲れやメンタルをケアする方法を4つご紹介します。
■身体の疲れやメンタルをケアする方法4つ
(1)香り
脳には「知性に関わる部分」と「情動に関わる部分」がありますが、その「情動に関わる部分」にダイレクトに届くのが「嗅覚」です。香りを嗅ぐと脳にダイレクトに伝わり、自律神経やホルモンのバランスを整えることができます。
気持ちが落ち込んで何もやる気が起きない時は、リフレッシュできる香りや、交感神経を刺激して身体をシャキっとさせる香りがおすすめです。
フルーティな香り
フルーティな香りが好きな方には「レモン」や「カモマイル・ジャーマン」という花の精油、オレンジの果皮を絞って作られる「オレンジ・スイート」の香りが良いでしょう。
爽快感のある香り
鼻や喉がスーッと通るような爽快感のある香りが好きな方は、葉っぱ系の精油の「ラヴィンツァラ」や「ユーカリ」がおすすめです。ラヴィンツァラは、免疫力を高める働きが期待できるともいわれています。
ウッディな香り
針葉樹のようなウッディな香りが好きな方には、樹脂から抽出された「フランキンセンス」や、松の葉から抽出された「ブラックスプルース」、同じく葉っぱ系の「ティートゥリー」や「サイプレス」「ローレル」がおすすめです。
精油の香りに慣れている方なら、精油を何種類か組み合わせてオリジナルのアロマを作ってみても良いでしょう。精油が手元にない場合は、精油と同じ香りがするフルーツやハーブティなどで代用しても良いでしょう。
(2)食事
お家にいる時間が増えて普段より身体を動かす機会が減ると、代謝が落ちて太りやすくなります。そんな時は、身体を温めるスープを飲んだり、お通じの改善が期待できる根菜や芋類、キノコ類などの食物繊維を意識的にとることがおすすめです。
また、チョコレートには血流改善の働きがあり、気持ちが不安定な時に食べるとリラックスすることもできます。適度に食べてみてはいかがでしょうか。
(3)入浴法
何もやる気が起きない時は、熱いお風呂に入ってリフレッシュしましょう。42度以上の熱いお湯は、免疫力をアップさせて、交感神経の働きを高めてくれます。
夜に熱いお湯に入ると、逆に興奮して入眠しづらくなるので、朝に入ることをおすすめします。
(4)運動
やる気が起きない時は、短時間でリフレッシュできる腹筋や背筋、スクワットといった筋トレがおすすめです。家に庭や階段がある場合は、軽いジョギングも良いでしょう。
気分が落ち込んで運動する気になれない時は、窓を開けて20分くらい日光浴をすると、感情や気分をコントロールする「セロトニン」が増えやすくなります。晴れた時は意識的に日光を浴びるようにしましょう。
自分にあったストレス解消法をたくさん知っていれば、自分の体調や心の状態に合わせて柔軟に対応できます。今回ご紹介したケア法は、さまざまな視点から気持ちを元気にさせる方法なので、参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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