年齢を重ねると気になるのが「肌のくすみ」。シミやクマなどのさまざまな悩みがあるけれど、肌が黄ぐすんで見えるようになったという人も多いのではないでしょうか。
コスメコンシェルジュの筆者が、黄ぐすみの原因とスキンケア&メイクによる対策方法をご紹介します。
■黄ぐすみの原因
肌の透明感が感じられなくなったら、黄ぐすみしているかもしれません。
肌の黄ぐすみは、「食生活」「スキンケア」「血行不良」などが関係している場合があります。
甘いものや脂っこい食事が好きな人は要注意です。さまざまな野菜を豊富に食べ、おやつもヘルシーなものを選ぶなど、食生活を見直しましょう。
■スキンケアの見直し
糖分や脂質が多い食事を続けて真皮のコラーゲンやエラスチンが黄ばんでしまうと、肌が黄色く見える原因につながります。スキンケアで糖化を抑えるには「ウメ果実エキス」や「カンゾウエキス」、脂質が原因のカルボニル化を防ぐには「フラーレン」や「ビタミンC」などが配合されたコスメが有効です。
紫外線は美肌の敵ですが、黄ぐすみにとってもよくありません。家のなかで過ごす日も、しっかりと紫外線対策をしましょう。
筆者が使用しているスキンケアは以下です。
画像左:アヤナス エッセンス コンセントレート/DECENCIA(36g 税抜価格7,500円)
画像右:ルミエール ヴァイタルC/FEMMUE(30ml 税抜価格8,000円)
■朝・夕に対策!メイクで白肌見え
黄ぐすんだ肌でも、メイクで白肌見せを叶えられます。
朝の対策
マッサージ
マッサージで血行を良くしてからメイクをしましょう。むずかしいマッサージをする必要はなく、「クリームをゆっくりと丁寧に塗ってみる」「顔の輪郭と首から鎖骨にかけてリンパを流してみる」など、短時間でできそうなことからとり入れてみてください。
筆者が使用しているマッサージアイテムをご紹介します。
画像左:デザイニング マッサージ クリーム/SUQQU(100g 税抜価格6,000円)
メイク
マッサージがすんだら、次はメイクです。
肌が黄ばんで見える場合は、パープルやブルーのコントロールカラーの出番です。パールが配合されているものならば、レフ板効果で明るい肌に見せることができます。
筆者が使用しているコスメをご紹介します。
画像中央:ドラマティックライティングベース/マキアージュ(SPF30 PA+++ ノープリントプライス)
画像右:クリスタル グロウ ベース&ハイライター 003/リンメル(全3色 SPF15 PA++ 税抜価格1,200円)
夕方の対策
夕方に肌の黄ぐすみが気になる場合は、目の周りのCゾーンにハイライトを少し足しましょう。
リップ、アイカラーはオレンジやイエロー系はさけた方が良いでしょう。透明感を引き出せるピンクやレッドをつけてみてください。いつもと違う雰囲気になって新鮮ですよ。
筆者が使用しているコスメをご紹介します。
画像左:クラッシュダイヤモンドアイズ RD-1/ケイト(全10種 ノープリントプライス)
画像中央:パールグロウハイライト 01シャンパンベージュ/セザンヌ(全3色 税抜価格600円)
画像右:ディオール アディクト リップ グロウ オイル 006ベリー/ディオール(全5色 税抜価格3,800円)
つやプラ世代に多い黄ぐすみですが、白肌に比べるとやはり老けた印象を与えがちです。スキンケアを見直して、メイクを工夫することで目立たなくすることは可能です。若々しい肌を守るためにも、黄ぐすみ対策を続けましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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【参考】
※アヤナス エッセンス コンセントレート – DECENCIA
※ルミエール ヴァイタルC – FEMMUE
※デザイニング マッサージ クリーム – SUQQU
※ドラマティックライティングベース – マキアージュ
※クリスタル グロウ ベース&ハイライター – リンメル
※クラッシュダイヤモンドアイズ – ケイト
※パールグロウハイライト – セザンヌ
※ディオール アディクト リップ グロウ オイル – ディオール