暑くなってくると食べたくなる冷たいもの。同じ食べるなら、「ああ、また食べてしまった……」と罪悪感を抱くより、「美容と健康に役立つ冷たいものを、美味しくいただきました!」と気持ちよく食べたいですよね。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、身体にやさしく、簡単に手作りできるアイスクリームの材料と作り方をご紹介します。
■ギルトフリーなアイスクリームのベース3つ
(1)ヨーグルト
発酵食品の代表格であるヨーグルト。ヨーグルトには、乳酸菌などの有用菌が含まれています。ヨーグルトを使ったアリスクリームなら、食べて腸活に役立つアイスクリームとなります。
ヨーグルトをアイスクリームに使う場合には、そのまま冷やし固めてもいいのですが、水分の多いヨーグルトをそのまま固めると、氷のように固くなってしまいます。
ですから、水切りするか、ギリシャヨーグルトのような水分の少ないヨーグルトを使うのがおすすめです。
(2)ココナッツミルク
ココナッツミルクの脂肪分の主成分である中鎖脂肪酸は、一般的な脂肪酸の4倍の速さで吸収され、肝臓でケトン体に変換されて、身体のエネルギー源となります。
そのため、しっかりとした脂肪のうま味があるのに、食べても太りにくいアイスクリームを作ることができます。
(3)バナナ
バナナは、腸内細菌のエサとなる食物繊維が豊富です。また、ビタミン、ミネラルもバランスよく含まれています。
バナナだけで十分な甘さがあるため、甘味料なしでアイスクリームを作ることができるのも魅力です。
アイスクリームにするときは、フォークなどでトロトロになるまでつぶしてから、型に入れて固めましょう。
■ギルトフリーなアイスクリームの甘味料3つ
(1)メープルシロップ
メープルシロップには、60種類以上のポリフェノールが含まれています。紫外線やストレスによって過度に体内にうまれた活性酸素のダメージから身体を守ってくれる、アンチエイジングな甘味料です。
(2)アガベシロップ
アガベシロップは、甘味料としては珍しく水溶性食物繊維が含まれています。また、糖質も少なく血糖値が上がりにくい低GI食品ですから、ダイエットに◎。
(3)甘酒
麹を使った甘酒には、麹菌という有用菌が含まれています。また、飲む点滴とも呼ばれるほど栄養価の高いものですから、夏バテ予防にもなりますね。
■紙コップor製氷皿で簡単!作り方
(1)お好みの材料に、お好みの甘味料を混ぜて、アイスクリームの原液を作ります。フルーツやナッツ、ミントなどを加えてもいいですね。
(2)小さ目の紙コップ、もしくは製氷皿に、アイスクリームの原液を入れ、棒をさして冷やし固めれば、一口サイズのアイスクリームの出来上がり!
ひとつひとつのサイズを小さくしておけば、食べすぎ予防にもなりますね。
暑い日は、ご紹介した美容と健康に役立つアイスクリームで、ひんやりスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか?
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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