年齢とともにハリやコシがなくなる「髪」。特に、頭頂部のボリュームを気にしている方は多いと思います。
ヘアメイクである筆者が、カールドライヤーでふんわりスタイルに仕上げるやり方をご紹介します。髪の長さに関係なく使えるやり方なので、ぜひ参考にしてください。
■「カールドライヤー」を使うメリット
ブラシを使ってブローする時は、片手にブラシ、もう片方の手にドライヤーを持たないといけないので、ブローがむずかしいですよね。その点、「カールドライヤー」はドライヤーにブラシがついているので、片手で簡単にブローできるのが魅力です。
ホットカーラーのように形をつけることにも適しているので、頭頂部をふんわりさせたり毛先を内巻きにしたりする時にもおすすめです。
■「カールドライヤー」を使ったふんわりヘアのやり方
STEP1:髪全体を軽くぬらす
最初に髪のクセをとるために、髪全体を水でぬらします。シャワーでぬらしてもいいですし、水スプレーを使ってもOKです。
毛先だけぬらしてもクセがとれないので、根元からしっかりとぬらしましょう。
STEP2:ふんわりさせたい部分は、風を下からあてて乾かす
ブラシ部分を外して、最初は髪全体を半乾きになるまで乾かします。この時は普段通りの乾かし方でかまいません。
70%くらいまで髪が乾いたら、ふんわりとさせたい部分だけ下から風をあてて乾かします。下から風をあてることで根元が自然と立ち上がるので、頭頂部や後頭部、前髪などにおすすめです。
STEP3:ふんわりをキープさせたいところだけにカールをつける
髪が完全に乾いたら、ドライヤーにブラシをつけて形を作ります。
頭頂部は、ホットカーラーを巻く時と同じようにブラシに髪を巻きつけます。巻きつけた状態でドライヤーの風を3〜5秒ほどあて、風を止めて冷まします。
レイヤーになっていないロングヘアの方は、ブラシに巻きつけることがむずかしいでしょう。ブラシを根元に入れて頭皮と直角に引き上げながらブローするだけでふんわり感が増します。
ふんわりスタイルをキープするためのポイント
せっかくヘアセットしても、汗や湿気で形は崩れやすくなります。ふんわりスタイルをキープするためには、ハードスプレーを使うことが大切です。
髪から20センチはなして吹きかけると、ガチガチに固まりすぎず、自然なスタイリングが叶います。
カールドライヤーはブローが簡単にできるので、不器用さんにこそ使ってほしいアイテムです。「いつも髪がぺたんとしてしまう」という方や「ブローがうまくできない」という方は、ぜひ試してくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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