紫外線は一年を通して降り注いでいますが、夏はとくに気をつけたいですよね。小麦色に焼けた肌は健康的ですが、そのあとにシミを残してしまわないように、内側からもしっかりケアしていきましょう!
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して17年の美養フードクリエイターである筆者が、食べる日焼け止めともいえる「身近な赤い食べもの」を3つご紹介します。
■夏の美肌に!毎日食べたい赤い食べもの3つ
(1)ミニトマト
真っ赤なミニトマトには、一般的なトマトより多くのリコピンが含まれています。
リコピンは、抗酸化力が強く、また皮膚に蓄積して紫外線ダメージからお肌を守る働きがありますから、毎日食べてお肌を紫外線から守りましょう。
一般的なトマトはカットしなければ食べられませんが、ミニトマトならそのまま食べられるので手軽に毎日続けられますね。
(2)スイカ
夏のフルーツの代表でもあるスイカ。スイカの赤はリコピンの赤です。スイカにはトマトより多くのリコピンが含まれています。
また、スイカにはリコピンだけでなく、シトルリンと呼ばれる遊離アミノ酸が含まれています。シトルリンには、抹消部の血流を改善する働きがあり、手足のむくみの改善をサポートするといわれていますから、夏のむくみ対策にも◎。
(3)赤パプリカ
赤、黄色、オレンジがあるパプリカ。どの色もビタミンが豊富な野菜ですが、赤パプリカにはβ-カロテンとビタミンCが豊富です。
β-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜の健康を守ります。
ビタミンCは、美肌作りに欠かせないビタミンですね。
パプリカには甘みがあり、生で食べることもできますし、炒めたり焼いたりしても美味しい野菜です。そのままでも日持ちのする野菜ですが、一度に食べきれない場合には、使いやすい大きさにカットして冷凍保存しましょう。
色鮮やかで見た目にも元気になれる赤い食べもの。毎日食べて、夏のお肌を守りたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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