美人は生活に上手に取り入れているハーブティー。美容家にも愛好家は多いよう。ダイエットを後押ししてくれたり、良質な睡眠を促したりと、女性の美しさを効果的にサポートしてくれます。人気記事の中から、キレイに役立つハーブティーを一挙ご紹介します。自分にぴったりなハーブティーを見つけてみてくださいね!
■スイーツ食べても大丈夫!「脂肪や糖を抑えるお茶」3つ
美腸にもうれしい「マルベリー」
緑茶によく似た風味で親しみやすいマルベリー(クワの葉)。食後の血糖上昇を抑える働きがあり、生活習慣病の予防にも活用されています。また、腸内環境を改善して整腸作用をもたらす効果まで期待できるという、うれしいおまけつき。ポイントは食前に飲むこと。ダイエット効果も狙ってみては?
甘味が消える!?「ギムネマ」
インドの伝統医療アーユルヴェーダで多用されるギムネマ。正式学名のサンスクリット語を訳すと「甘味を壊すもの」という意味になり、糖質の吸収を抑えるハーブであることがわかります。その生葉を食べると、味覚が麻痺して甘味を感じなくなるのだとか。甘いものを食べたい欲求ごとなくなるかも?
脂肪が気になる方は「アーティチョーク」
最近日本でもよく食されるようになったアーティチョークですが、ハーブとして活用するのは葉の部分。強い苦味がありますが、この苦味が肝機能や消化器系の働きをアップさせてくれると言われています。また、コレステロールの吸収を抑える効果も期待できるので、脂肪が気になる方は常備しておくとGOOD。ただし、アレルギーを持つ方は注意してくださいね。
■美人ほどよく眠る!美容家直伝「熟睡ハーブティー」4選
ジャーマンカモミールティー
世界中で愛されているジャーマンカモミール。童話『ピーターラビット』の中では、疲れたピーターに母親うさぎがカモミールティーを作ってベッドに運ぶシーンがあります。興奮を抑え、疲れた身体を眠りへと導いてくれます。
パッションフラワーティー
「植物性のトランキライザー(精神安定剤)」と言われれるパッションフラワー。心身の緊張に伴う不眠を改善するほか、痛みを和らげる働きがあるため、生理痛などで眠れない女性には最適。穏やかな作用で、子供から大人まで幅広く安心して飲むことができます。
リンデン+オレンジフラワーティー
ヨーロッパで古くから不眠に用いられてきたリンデン。オレンジフラワーとのブレンドが知られており、2つのハーブが持つ芳香成分の相乗効果が不安を鎮め、心身の緊張を解きほぐしてくれます。また、リンデンには発汗作用があるため、風邪の引き始めにもオススメです。
ベルベーヌティー
独特の香りが芳しいベルベーヌ。ヨーロッパでは、夕食後から就寝までのリラックスタイムに最適のハーブティーとして「イブニングティー」とも呼ばれています。穏やかな鎮静作用により、高ぶった気持ちを鎮めて安眠をもたらします。
■あなたはどのタイプ?美容家直伝「朝ハーブティー」4つ
シャキッと目覚めたいなら「ペパーミント」
ハーブティーの王道であるペパーミントは、メントールの爽やかな香りが中枢神経を刺激して眠気を吹き飛ばして脳を活性化します。また胃腸にも優しいため、前日の食べ過ぎ飲み過ぎからくる消化不良や腹痛などにもいいですよ。
低血圧で朝に弱いなら「ローズマリー」
身体全体を活気づけるトニック効果が高いローズマリー。心臓に働きかけて血液循環を促進し身体を温めてくれます。抗酸化作用も強く、若さを取り戻すハーブとも言われているので美容にも効果大です(妊婦や高血圧の方は避けてください)。
少し風邪気味なら「エルダーフラワー」
ヨーロッパでは「インフルエンザの特効薬」と言われるエルダーフラワー。発汗・利尿作用に優れており、効果も穏やかなので、大人はもちろん子どもの鼻風邪やカタル症状などにも使用できます。
しっかり朝便したいなら「ダンディライオン(根部)」
カフェインフリーのコーヒーとして代用できるダンディライオン。古くから自然薬として肝臓や胆のうの不調に用いられており、穏やかに排出を促してくれます。妊婦でも安心して飲めるハーブティーのひとつです。ただし、腸閉塞や胆のう炎の方は避けてください。
日中はもちろん、寝る前には特にハーブティーで身体を温めながら心身ともにリラックスするのがオススメです。冷たい水は飲むと身体を冷やしてしまうことがありますし、コーヒーなどのカフェイン飲料も寝る前には避けた方がよい飲み物のひとつ。今回ご紹介したハーブの効果を参考に、あなたもぜひハーブティーで身体の調子を整えてみてくださいね。
(つやプラ編集部)
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