美の大敵「むくみ」に悩む女性は多いですよね。むくみとは簡単に言うと「身体の中の水分が巡っていない状態」。まずは巡り美人になるために、食事の内容を見直してみてはいかが? ホリスティックビューティインストラクターである筆者が、むくみ撃退も期待でき、春から初夏にかけて旬の食材を順にご紹介します。しっかり摂り入れ、むくみ知らずの身体を手に入れましょう!
■春にしか手に入らない「ウド」
八百屋にウドが並ぶと、春の到来を感じますよね。春野菜は基本的に水分が多いのが特徴ですが、中でもウドには水分とカリウム量が突出して含まれています。調理に迷ったら、サッと茹でて和え物にするとGOOD。選ぶなら皮の表面全体にうぶ毛が密にあるものを。新鮮な証拠です。
■カリウムの宝庫「セロリ」
春を代表する香味野菜のセロリにはカリウムが豊富。カリウムは余分なナトリウム(塩分)や水分を排出してくれる働きがあるため、むくみには是非取り入れたいミネラルのひとつ。苦手な人もいるようですが、きんぴらやスープに入れれば香りも落ち着き、食卓も華やかに。繊維を丁寧に除くことが、舌触りを良くするポイントです。
■肉料理のお供に「クレソン」
身体全体を包み込むような香りと、ピリッとした辛味が特徴的なクレソン。ビタミンやミネラルが豊富ですが、中でもデトックス作用が強いビタミンCとカリウムはズバ抜けています! 熱に弱く加熱調理には不向きなので生食か、サッと湯がいてサラダにするのがおすすめです。
■アンチエイジングにも◎の「ナス」
初夏から夏にかけて美味しくなるナスには、包丁を入れた瞬間わかる通り水分がたっぷり! カリウム量も申し分なく、夏までにホッソリ脚を手にいれるためのお役立ち野菜として活躍してくれます。表面の紫色はアントシアニンと呼ばれる抗酸化物質で、アンチエイジングにもなって一石二鳥ですね。
むくみには複数の原因があります。まずは生活全体の見直しをすることが大切。身体はケアすると必ず答えてくれますよ!
(ホリスティックビューティインストラクターEriko)
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【参考】
*アンドルー・ワイル著(2015)『ワイル博士のメディカルハーブ相談室』(東京堂出版)
*白鳥早奈英、板木利隆著監修(2011)『からだにおいしい 野菜の便利帳』(高橋書店)