あるだけで老けた印象を与えてしまう白髪に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。白髪があると隠すことを重視しがちですが、これから生えてくる白髪をどれだけ防げるかということもとても大事なことです。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、今すぐに見直したい白髪を招くNG習慣とその対策をご紹介します。ぜひ、この機会にご自分の生活習慣を見直してみてください。
■白髪を招くNG習慣4つ
(1)ストレスを溜め込む
コロンビア大学の研究によると、ストレスはミトコンドリアの変化を誘発し白髪につながることがあるとされています。
また、ストレスは頭皮の血流を悪くしたり活性酸素を発生させる場合があり、髪に色をつける「メラノサイト」まで栄養分が行き渡らなくなるなど、白髪につながる可能性があるといわれています。
対策
ストレスを感じずに生きていくことは非常にむずかしいことです。
しかし、没頭できるような趣味をもつなど、日頃から気分転換の方法を身につけておくと、ストレスを溜め込むのを防ぐことにつながります。
(2)無理なダイエットなどで偏った食生活を続けている
無理なダイエットなどで偏った食生活を続けていると、知らず知らずのうちに貧血になっている場合もあります。
貧血が慢性化すると白髪につながることがあるため、注意しましょう。
対策
ダイエットを行う際は、食事制限をメインにはせず運動を行うことも大切です。そして、栄養のバランスに配慮しながら無理のない範囲でダイエットを行いましょう。
(3)睡眠不足
40・50代になると女性ホルモンの減少により自律神経が乱れ、睡眠不足に悩む方が増えてきます。
睡眠が慢性的に不足すると血流が悪くなりやすく、その結果、代謝が低下すると白髪を招きます。
対策
十分な睡眠を確保するよう心がけることが重要ですが、むずかしい時もあるでしょう。そのような場合は、睡眠の質を高める努力をしましょう。
例えば、「20時以降は室内の照明を少し暗くして静かに過ごす」「スマホやPCの利用は就寝予定時刻の1時間前までにする」など、夜の過ごし方を見直してみてください。
それに加え、アロマを利用したり、寝返りの打ちやすいパジャマやマットレスを使うなど睡眠環境を見直すことも大切です。「午後に20分程度の昼寝をする」「カフェインは15時くらいまでにし、1日に2〜3杯までにする」といったこともおすすめです。
(4)こり固まった頭皮を放置している
眼精疲労やストレス、加齢などで頭皮が固くなると血流が悪くなりやすいです。そうすると、代謝が低下するなどして白髪が増える可能性があるだけではなく、顔のたるみやくすみにつながる場合もあります。
頭皮が硬いと感じたら「湯船にゆったり浸かる」「運動する」などをして、全身の血行促進を心がけるとともに、頭皮マッサージを習慣にしましょう。
頭皮マッサージは自分の指では力加減がむずかしいため、下記のようなカッサやマッサージャーなどのツールを使うことがおすすめです。
ビカッサヘッドプレート α/アユーラ
ほどよい重さのある陶磁器製のプレートで、その重みを利用しながら効率よく頭皮をほぐすことができます。
2021年10月1日に、こちらのアイテムとあわせて使いたい同ブランドの頭皮用美容液とともにリニューアル発売されました。従来の形状を維持しながらも重量が約10gアップしたことで、さらに指先への負担を軽減しながら心地の良いマッサージを叶えてくれます。
(ケース付き税込価格2,750円 問い合わせ先:アユーラ)
リフトアップマッサージャー/ドクターシーラボ
頭皮だけではなく、ボディにも使用できるマッサージャー。丸みのあるフォルムなので手の小さい人でも握りやすく、まるでプロの施術のようなケアを体験できます。
防水仕様なので、シャンプーの際にも使用できます。力強く揉みほぐすモードやゆっくりやさしく頭皮ケアするモード、その両方を織り交ぜてリズミカルにケアできるモードと、3つのモードを簡単に切り替えられます。
(税込価格13,037円 問い合わせ先:ドクターシーラボ)
当てはまるNG習慣があれば今すぐに見直し、未来の白髪をできるだけ防ぐための努力をしましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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【参考】
※【海外ニュース】ストレス解消で白髪が元の髪色に? – マイナビ
※増える白髪、諦めないで!生活習慣の見直しで黒髪を取り戻そう – コーセー
※白髪になる3つの原因と対策とは?白髪改善には「黒い食材」「赤い食材」がおすすめ! – クラシエ
※アユーラ
※ドクターシーラボ