太っている人のキッチンと痩せている人のキッチンには、大きな違いがあるということをご存知でしょうか? 収納やモノの配置の仕方次第で、無駄なカロリーを摂らずにすむ方法があるのです。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、痩せるキッチンのポイントをご紹介します。
■キッチンまわりが整っていると食べ過ぎを防ぐ!?
「太っている人のキッチンにはモノが多く、痩せている人のキッチンはすっきり片付いている」という傾向が考えられます。それは、モノがたくさんあることはストレスを感じさせるからです。
そして、そのストレスを解消するために食べ過ぎてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
■痩せるキッチンのポイント6つ
(1)まずは、調味料から
「痩せるキッチン」の第一歩として、調味料の収納にかかりましょう。まず、すべての調味料を外に出し、消費期限切れのものがないか確認して、あれば廃棄してください。
期限内に使い切れなかったものは日常の料理において不要なものですので、今後、購入する際はよく考えるようにしましょう。
(2)料理しやすい収納を
痩せている人のキッチンは、“料理しやすい収納や整理”をしているのが特徴です。
使う頻度の高い調理器具や調味料などは、無理のない姿勢で手が届く、目の高さから腰の位置のあたりに置きましょう。よく使うへらやおたまなどをマグネット付きのフックなどで吊るすように収納すると、見た目も使い勝手もよくなります。
(3)調理器具の断捨離も
調理器具の見直しも行ってください。使っていない鍋やフライパンなどはないでしょうか。
調理器具の収納スペースには、少なくとも2割の空間が欲しいところです。自分にとっての定番的なものに絞りましょう。
すると、取り出しやすい収納になり、料理中のストレスも減ります。
(4)料理へのモチベーションを上げることも大事
痩せるためには、自炊することをおすすめします。料理が億劫にならないキッチン収納を目指しましょう。
料理へのモチベーションが下がると、つい外食や出来合いのお惣菜の利用が増え、野菜不足や脂質、カロリー過多になりがちです。調味料入れやラックなど、とことん自分好みのデザインにこだわることも大切です。
(5)汚れがすぐ落とせるアイテムを手近に
キッチンの手近な場所に、汚れがすぐに落とせる「お掃除シート」などのアイテムを置く場所を作りましょう。コンロについた油汚れなどをその都度サッと拭き取れるようにしておくと、いつでもきれいなキッチンが保てます。
キッチンの汚れはイライラを招き、無駄な間食に走る原因にもつながりますので、ぜひ習慣にしてください。
(6)キッチン用品には「青」を多用する
色彩心理学的に、「青」は食欲を抑える効果があるといわれています。そこで、キッチン用品に青色のアイテムを取り入れることもおすすめです。
料理中に自然と青が目に入ることで、食欲を落ち着かせる効果が期待できます。
痩せるためには食生活自体も大事ですが、食と隣り合わせの環境を整えることも重要です。ぜひ、キッチンの収納を見直し、痩せスイッチを入れてください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※「太っている人は部屋が汚い」その理由はコレ!?ストレスホルモンの分泌を抑える方法 – 小学館
※食欲が増幅する色と減退する色 – 日本メディカル心理セラピー協会