40・50代になると、前から見た状態は若々しく見えても“後ろ姿”が盲点になることもあります。

YOGAエクササイズディレクターの筆者が、後ろ姿が若返るエクササイズをご紹介します。
■後ろ姿で-10歳を目指すエクサとは
普段から後ろ姿をくまなくチェックしているという人は少ないかと思います。セルライトやたるんだお尻、ムッチリとした背中は見たくないですよね。
しかし、“見えないふり”は今日でやめましょう。年齢に負けない美ボディには少しの努力が必要です。
今回ご紹介するエクササイズは、短時間で効果を出すためにダンベル(ペットボトル)を使います。シンプルな動きですが、注意点が1つあります。
それは、ドローイング状態をキープすること。腰が反りやすい動きなので、吐く息と共にお腹を引き寄せ体幹を安定させた状態を必ず意識してください。
期待できる効果
・ヒップラインの引締め
・上向きヒップ効果
・太もも引締め
・腰回り引締め
・二の腕引締め
・体幹の強化による美姿勢
・首肩こり、腰痛の改善効果大
実践回数&期間
週に3〜4回を目安に実践すると、必ずボディラインに変化を感じられるはずです。
「後ろ姿が若返るエクササイズ」のやり方

(1)うつ伏せ姿勢になります。ひじが天井方向に向くように肩を外側に向けて、両手を後ろにしてダンベルを持ちます。
恥骨、あばらを床に付けて、吐く息と共におへそを腰に引き寄せドローイングしましょう。体幹を安定させます。

(2)吸う息と共に上体を起こし、足の甲を床からはなします。この時、「恥骨が浮かない」「お腹の力が抜けない」「首がすくまない」ということを意識してください。

(3)吐く息で両腕を上げ、吸う息で両腕を下げます。これを、8〜10回を目安に繰り返します。
この時、二の腕を真上に押し上げる意識で二の腕と背中を引締め、太もも裏をまっすぐ上に押し上げる意識で臀部、ハムストリングスを引き締めましょう。

(4)仰向け姿勢になります。かかとの上に膝がくるように膝を曲げ、ダンベルをお腹の上に置きます。

(5)吐く息でお尻を床からはなし、吸う息でお尻を下げます。これを、8〜10回を目安に繰り返します。
実践回数を増やせば効果はアップします。ぜひ、後ろ姿美人を目指してみてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)
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