「ヘアアレンジに挑戦してみたいけれど、白髪が目立ちやすくなる気がしてダウンスタイルばかり」とお悩みではありませんか?
ヘアメイク・美容ライターの筆者が、白髪をカバーするヘアアレンジのポイントをご紹介します。これさえ覚えておけば、年代関係なく毎朝のヘアアレンジを楽しめます。
■白髪を隠すためのヘアアレンジの下準備
白髪が目立ちやすい生え際や分け目の部分には、ヘアアレンジ前に一工夫をすると白髪がまばらに見えて目立ちにくくなります。どんなアレンジにも応用できる下準備なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
髪を巻く
しっかりと結んだタイトなヘアスタイルやストレートヘアーは、どうしても白髪が目立ちやすくなります。
まとめ髪にするときも、トップの髪を巻いて動きを出しておくと白髪と髪全体がなじみ、白髪が隠れやすくなります。
分け目をくっきりつけない
白髪染めをしている人としてない人に共通して、白髪が目立ちやすいのが生え際部分。ヘアアレンジをするときは、根元が表面にでないようにすることがポイントです。
分け目をつけたいとき
分け目をつけたヘアスタイルにしたいときは、コームの先で分け目部分をジグザクにわけ取り、くっきりと地肌と髪の根元が見えないようにしましょう。
分け目をつけないとき
分け目がなくてもいいヘアスタイルのときは、クセになった分け目で髪がぱっくり割れないようにブローをします。根元をぬらしたら、髪をブラシでとかしながら顔側から後頭部方向に向かって風をあてましょう。
ピンと跳ねた白髪をカバーする
伸びかけの短い白髪がぴょこっと出てしまったときに便利なのが、マスカラの形をしたワックスです。アホ毛や崩れた髪をピンポイントでお直しでき、キープ力も抜群です。
PTヘアフィクサーHD/SHOBIDO
まつ毛に使うマスカラより一回り小さいサイズなので、持ち運びやすいです。
これさえ持っておけば、飛び出した白髪が気になったときも、すぐにお直しできます。
(税込価格858円(編集部調べ))
■白髪が隠れる簡単まとめ髪アレンジ
上記のコツをふまえたうえで、40・50代の方にぴったりなまとめ髪アレンジをご紹介します。カジュアルな服装にも合わせられるので、ぜひ試してみてくださいね。
トップを巻いて動きをつける
表面の毛を少しすくい、ランダムに5〜6本ほど巻きます。白髪を目立たせないためトップに動きをつけたいだけなので、コテを使うのが苦手な人でも簡単にできると思います。
ワックスをつける
巻いた毛をブラシでやさしく梳かしたら、ワックスやオイルを全体に揉み込みます。
トップにスプレーをふる
トップに手ぐしを通したまま、スプレーをかけます。白髪が目立ちにくくなるうえ、表面に凹凸ができるのでこったアレンジをしているように見えます。
このひと手間でトップにふんわりとしたボリュームを出すこともできるので、“薄毛が気になってきた”という人はぜひ取り入れてみてください。
襟足で結ぶ
手ぐしで毛流れを後頭部方向へ流し、襟足でポニーテールにします。
顔周りの根元が見えないようにルーズに結びましょう。髪をつまみながら細い束を引き出すように崩すと、生え際の白髪が隠せます。
ロープ編みをする
結んだ毛束を2つに分け、縄をつくるイメージでねじりながらクロスさせて毛先を結びます。髪の量が多い人や長い人は、三つ編みにしましょう。
お団子をつくる
根元に巻き付けてお団子をつくり、ピンで留めます。ピンで留めるのが苦手な人は、ゴムで留めてもOKです。
完成
丸くなるように意識しながらお団子をくずしたら、白髪が隠れるヘアアレンジの完成です。
今回は、40・50代の人にも似合う、ほどよいルーズ感のあるヘアアレンジをご紹介しました。白髪を隠すためのポイントを取り入れると、毎朝さまざまなアレンジに応用できます。ぜひ、試してみてくださいね。
(ヘアメイク・美容ライター 森田 玲子)
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