気になる「白髪」。ついついしてしまいがちな習慣が、白髪を増やす原因になっているかもしれません。
美容師の筆者が、白髪の増加につながるNG習慣を3つご紹介します。
■白髪の増加につながるNG習慣3つ
白髪が増える原因はさまざまですが、日々の行動で白髪が増加しやすい状況を自分で作っている場合があります。白髪を増やさないためには、頭皮環境を整えることが大切です。
よく、お客様から伺うNG習慣をまとめてみました。
(1)根元だけだからと、頻繁に白髪を染めてしまう
頻繁に染めるのはダメだとわかっていても、つい顔周りや頭頂部などが気になって、根元だけ染めているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヘアカラー剤は頭皮に刺激を与えるため、頻繁に染めることで頭皮環境の悪化を招きます。セルフカラーされている方で、頭皮が赤く炎症を起こしている方をお見受けすることも多々あります。
薬剤によって頭皮環境が悪くなったり、カラー剤に含まれている白髪の原因につながる「活性酸素」が残留することで、白髪が増加してしまう場合もあります。
3週間〜1か月くらいの周期がおすすめ
頭皮をいたわりながら、3週間〜1か月くらいの周期でヘアカラーすることをおすすめします。
どうしても白髪が気になるという方は、生え際や頭頂部などの白髪を手軽に隠すことができる「ヘアマスカラ」などを使用してみてください。
(2)白髪を毛抜きや指で抜く
通常、髪には「毛周期」というものがあり、これは髪が生えてから抜けるまでの周期を指します。白髪を抜くということは白髪が増える直接的な原因につながる訳ではありませんが、毛周期に逆らって髪を抜くことは頭皮環境の悪化を招きます。
頭皮に悪影響があるということは、白髪の増加にもつながります。ですので、無理に白髪を抜くという行為はおすすめしません。
ハサミで根元付近からカットする
生えてきた白髪が気になる方は、無理やり抜くのではなくハサミで根元付近からカットするなどをしてみてください。
ただ、短くなりすぎた髪はピンと立ちやすくなるので、やりすぎると余計に目立ってしまうため注意が必要です。
(3)白髪が気になりだしたら帽子で隠す
白髪が気になりだしたら帽子で隠している、という方もいらっしゃいますよね。
ですが、帽子を常にかぶることで頭皮が蒸れると血行が悪くなりやすく、毛穴に汚れがつまったりと頭皮環境悪化を招きます。
通気性の良い帽子を選び、清潔な状態をキープする
頭皮環境が悪くなると白髪が増える原因につながるため、通気性の良い帽子を選んだり、帽子を清潔な状態にキープするなどの工夫が必要です。
気になる白髪だけを簡単に隠せる「ヘアマスカラ」や「白髪隠しスプレー」なども販売されています。頭皮が蒸れにくい環境を作りましょう。
今回は、白髪の増加につながるNG習慣を3つをご紹介しました。白髪を増やさないためには、頭皮環境を整えることがとても大切です。ぜひ、参考にしてみてください。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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