ノーマスクで過ごす人が増えてきているなか、年齢が出やすい「口元」の露出をためらう人も多いのではないでしょうか。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、マスクで隠れていた口元の老けサインをカバーする方法をご紹介します。
■口元の老けサインをカバーする方法
(1)ほうれい線
ほうれい線をカバーしようとすると、ほうれい線の溝をなぞるように明るめのコンシーラーを塗りたくなります。しかし、それではコンシーラーでなぞった部分がひび割れたり、明るくなることで悪目立ちしたりする場合があります。
そのため、ほうれい線のカバーは、肌よりも少し明るめのコンシーラーで小鼻の影を消してから、ほうれい線に対して垂直に線を入れてカバーしましょう。その後、スポンジや指でコンシーラーを軽く叩き込むようになじませます。
フェイスパウダーは、この後に重ねましょう。
(2)たるんで、への字に見える口元
年齢とともに口角が下がり、口元がへの字に見えることがあります。そうすると老けて見えるだけでなく、不機嫌そうに見えてしまうので、しっかりカバーしたいところです。
下がりがちな口角は、コンシーラーで上げて整えましょう。コンシーラーは、肌より少し明るめのカラーがおすすめです。
唇の位置は気にせずコンシーラーで理想の輪郭に整え、それをスポンジや指などでなじませて自然な肌色に整えます。この後、フェイスパウダーを重ねましょう。
(3)唇のくすみ
意外と見落としがちなのが、唇のくすみ。特に唇の角あたりがくすんでいる人が多く、唇のくすみがあると明るい色のリップが濁ってしまいます。そのため、気になるくすみをカバーしてから、リップメイクを行うことが大切です。
唇のくすみをカバーするには、いくつか方法があります。ひとつは、唇全体をコンシーラーで塗りつぶす方法。もうひとつは、赤みの強いリップをベースにして唇全体の色をある程度整える方法です。
コンシーラーで塗りつぶす方法だと赤みを抑えた仕上がりになり、次に重ねるリップの色を比較的選びません。しかし、赤みの強いリップで整える方法は元々のリップの色との相性を確認しておく必要があるので難易度が高めになります。
そのため、いろんな色のリップを使い分けている人や、メイクにあまり自信がないという人はコンシーラーでカバーするのがおすすめです。
口元の老けサインをカバーすると、自信が持てるようになります。そうすると、ためらいなくマスクを外すこともできるので、この機会にぜひお試しください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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