つい、良かれと思ってやってしまうけれど、実はNGなスキンケア習慣があります。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、夏にやってしまいがちなNGスキンケア習慣をご紹介します。当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね。
■夏にやってしまいがちなNGスキンケア習慣3つ
(1)ベタつくのがいやだから、化粧水だけでスキンケア
化粧水だけを肌に与えても蒸発してしまい、肌を保湿することはできません。そのため、肌を保湿するためには、化粧水などで水分を与えた後に、それを閉じ込める“フタ”のような役割を果たすアイテムが必要です。
そのアイテムというのが、油分を多く含む乳液やクリームなどにあたります。
夏でも使いやすい、軽いテクスチャーの乳液やクリームなどが販売されていますので、そういったアイテムをうまく利用し、水分と油分の両方を肌に補給しましょう。
(2)暑いから、冷たすぎる水で顔をすすぐ
洗顔やクレンジングの際に、最初から最後まで冷たすぎる水で顔をすすぐと、肌の温度が急激に低下して毛細血管が収縮し、血流の流れを悪化させる可能性があります。その結果、くすみや赤ら顔などを引き起こす場合があります。
また、冷水で毛穴が引き締まると毛穴の汚れが落ちにくくなり、ニキビを引き起こす可能性も高まってしまいます。
そのため、洗顔やクレンジングの際に顔をすすぐ水の温度は、体温よりも少し低い32〜35度をひとつの目安にしましょう。
(3)ベタつきが気になるたびに、顔を洗う
1日に何度も洗顔をすると肌に必要な皮脂までも洗い流してしまい、肌のうるおいが奪われてしまう可能性があります。そのため、洗顔(クレンジングも含む)は、1日2回までにしましょう。
また夏は、紫外線や汗、皮脂、暑さなどによる寝不足で、知らず知らずのうちに肌がデリケートになっていることがあります。そのため、洗顔やクレンジングの際はゴシゴシとこすらずにやさしく洗うことも心がけましょう。
ついやってしまっていがちなNG習慣があればこの機会に見直し、肌にとって過酷な夏も、健やかな美肌を育むケアにシフトしてください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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